Googleスプレッドシートで名前付き範囲を作成する方法【初心者向けガイド】

Googleスプレッドシートを使っていると、「名前付き範囲」という便利な機能を聞いたことがあるかもしれません。この機能、実はとても便利で、特に複雑な表を使っているときに役立ちます。しかし、名前付き範囲を作るのが難しそうで、どう使うかが分からない、という方も多いのではないでしょうか？

この記事では、初心者向けに「名前付き範囲」を簡単に作成する方法を、わかりやすく説明します。パソコンやスマホをあまり使いこなしていない方にも親しみやすい語り口で解説していきますので、安心してくださいね！

名前付き範囲って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートにおける「名前付き範囲」とは、セルの範囲に名前を付けて、それを簡単に呼び出せるようにする機能のことです。例えば、長い数字の範囲やデータの列を名前で覚えておくと、どこに何があるのか簡単にわかりやすくなります。

どうして名前付き範囲が便利なのか？それは、複雑なデータやシートで作業しているとき、いちいちセルを探す手間が省け、スムーズに作業が進むからです。

Googleスプレッドシートで名前付き範囲を作成するのは、思ったより簡単です。まずは、この手順を順番に見ていきましょう。

範囲を選択する: 名前を付けたいセル範囲をクリックして選びます。例えば、からまでのデータを選んだ場合、その範囲が名前付き範囲として登録されます。
メニューから「データ」を選ぶ: スプレッドシートの上部にある「データ」メニューをクリックします。
「名前付き範囲」を選ぶ: メニューの中から「名前付き範囲」を選択します。
名前を入力する: 「範囲に名前を付ける」ボックスが表示されるので、そこで適当な名前を入力します。例えば「売上データ」など、後でわかりやすい名前にすると良いでしょう。
完了をクリックする: 名前をつけたら「完了」ボタンを押して、設定完了です。

ちょっとしたコツとして、名前は英数字で入力すると管理しやすくなります。また、日本語で入力しても問題ないのですが、他の人と共同作業をするときには英語の方がわかりやすいかもしれません。

名前付き範囲を作った後は、その範囲をすぐに呼び出して使うことができます。例えば、関数を使うときに便利です。

関数で使用する: 例えば、SUM関数を使って「売上データ」の合計を計算する場合、関数の中で範囲名をそのまま入力します。例えば「=SUM(売上データ)」と入力するだけで、その範囲の合計が計算されます。
簡単に範囲を参照する: スプレッドシートのどこからでも名前を使って範囲を参照できます。例えば、シートが大きくても、名前を使うことで特定の範囲に素早くアクセスできます。

名前付き範囲を使えば、スプレッドシートの作業が一気に楽になりますよ！