こんにちは！パソコンやスマホの操作に少し不安がある方でも安心して学べるように、今回はGoogleスプレッドシートの「IFS関数」について、わかりやすくお伝えします。
IFS関数って何？
Googleスプレッドシートのイメージ
まず、「IFS関数」って聞いてもピンとこないかもしれませんね。簡単に言うと、複数の条件を順番にチェックして、最初に当てはまった条件の結果を返す便利な機能です。
例えば、テストの点数に応じて「優」「良」「可」「不可」と評価をつけたいときに使います。
IFS関数の基本的な使い方
では、実際に使ってみましょう。以下のように入力します。
=IFS(条件1, 値1, 条件2, 値2, ..., 条件N, 値N)
例えば、セルに点数が入力されているとき、以下のように入力します。
=IFS(>=90, "優", >=80, "良", >=70, "可", TRUE, "不可")
この式では、の点数が90以上なら「優」、80以上なら「良」、70以上なら「可」、それ以下なら「不可」と表示されます。
IFS関数のポイント
条件は順番に評価される上から順に条件がチェックされます。重要な条件は上に配置しましょう。
最後にTRUEを入れるすべての条件が偽（FALSE）の場合に備えて、最後にTRUEを入れてデフォルトの値を設定することが推奨されます。
セル参照を活用する条件や返す値にセルを参照することで、柔軟に対応できます。
実際の使用例
では、実際に点数に応じて評価をつける例を見てみましょう。
| 点数 | 評価 |
|---|---|
| 95 | 優 |
| 85 | 良 |
| 75 | 可 |
| 65 | 不可 |
このように、点数に応じて自動で評価が表示されます。
よくある質問や疑問
IFS関数とIF関数の違いは何ですか？
IF関数1つの条件を評価し、真の場合と偽の場合の2つの結果を返します。
IFS関数複数の条件を順番に評価し、最初に真となった条件に対応する値を返します。
IFS関数で条件を何個まで設定できますか？
IFS関数では、最大127個の条件と値の組み合わせを設定できます。条件が多くなる場合でも、スプレッドシートが対応可能です。
すべての条件が偽の場合、エラーになりますか？
はい、すべての条件が偽の場合、`#N/A` エラーが表示されます。これを防ぐために、最後に `TRUE` を入れてデフォルトの値を設定することが推奨されます。
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まとめ
今回はGoogleスプレッドシートの「IFS関数」について、初心者の方でもわかりやすく解説しました。条件に応じて自動で結果を表示できるこの関数を使いこなすことで、作業がぐっと効率化されます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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