Googleスプレッドシートを使い始めたばかりの方にとって、さまざまな関数の使い方は少し難しく感じるかもしれません。しかし、そんな中でも非常に便利でよく使われる関数のひとつが「AVERAGE」関数です。この関数を使うことで、複数の数値の平均値を簡単に計算することができます。この記事では、初心者の方でもわかりやすく「AVERAGE」関数の基本的な使い方を解説します。
AVERAGE関数とは？
Googleスプレッドシートのイメージ
AVERAGE関数の基本的な役割
「AVERAGE」関数は、選んだセルの数値をすべて足して、その合計をセルの数で割ることで平均値を求める関数です。例えば、成績のデータや売上のデータなど、複数の数値の平均を計算したいときに使います。
なぜAVERAGE関数を使うのか？
AVERAGE関数は、手動で数値を計算する手間を省き、迅速に結果を得られる便利なツールです。例えば、毎月の支出の平均を計算したいときに、ひとつずつ計算するのではなく、関数を使って一瞬で答えを出すことができます。これにより、作業時間を短縮できるだけでなく、計算ミスを減らすことができます。
GoogleスプレッドシートでAVERAGE関数を使う方法
基本的な使い方
まずは、Googleスプレッドシートを開き、次のように手順を進めてみましょう。
- 数値を入力したセルを選択します。
- その下に「=AVERAGE(」と入力します。
- 平均を求めたいセル範囲（例えば）を指定します。
- 「)」をつけてエンターを押すと、平均値が表示されます。
例えば、セルからまでに数値が入力されている場合、セルに「=AVERAGE(\:)」と入力すると、からの平均が計算されます。
数値の範囲を指定する
範囲を指定するのがAVERAGE関数のポイントです。たとえば、特定の列や行のデータをまとめて平均を出したい場合、範囲を指定することで効率よく計算できます。
例えば、B列のB1からB10までの数値を平均したい場合、次のように入力します
=AVERAGE(B1\:B10)
範囲を自由に変更することで、必要なデータの平均を簡単に求められます。
少し応用編条件をつけたAVERAGE関数の使い方
AVERAGEIF関数の活用
AVERAGE関数の基本的な使い方がわかってきたら、次は「AVERAGEIF」という関数を使ってみましょう。これは、特定の条件に一致する数値だけの平均を求めることができる関数です。
例えば、次のような売上データがあったとします。
| 商品名 | 売上 |
|---|---|
| 商品A | 100 |
| 商品B | 150 |
| 商品A | 200 |
| 商品C | 300 |
この場合、商品Aの売上の平均を求めたい場合、AVERAGEIF関数を使うと便利です。
=AVERAGEIF(\:, "商品A", B2\:B5)
これで、商品Aの売上の平均値が求められます。条件付きで平均を出したい時に非常に役立ちます。
よくある質問や疑問
AVERAGE関数で文字が入っているセルはどう扱うのか？
AVERAGE関数は、計算する際に文字列を含むセルを無視します。例えば、数値が入力されたセルと文字が入力されたセルが混ざっている場合、文字が入力されたセルは平均計算に影響を与えません。
セルに空白がある場合、平均計算に影響はあるのか？
空白のセルもAVERAGE関数では無視されます。空白セルがあっても、そのセルは計算に含まれず、空白を除いたセルの平均が求められます。
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まとめ
今回は、Googleスプレッドシートの「AVERAGE」関数の使い方について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。基本的な平均値の計算から、条件付きで平均を求める方法まで、さまざまな使い方があることがわかりましたね。
これで、あなたもGoogleスプレッドシートを使った平均値の計算が簡単にできるようになります。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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