GoogleスプレッドシートのSUM関数の使い方を初心者にもわかりやすく解説

Googleスプレッドシートを使うとき、合計を簡単に求めることができるSUM関数は、非常に便利な機能の一つです。しかし、「どうやって使えばいいのか分からない」という方も少なくありません。この記事では、SUM関数の基本的な使い方から応用まで、初心者でも理解できるように、わかりやすく説明します。

SUM関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず最初に、「SUM関数」とは何かを簡単に説明します。SUM関数は、指定した範囲のセルに入力されている数値をすべて合計するための関数です。たとえば、商品の価格リストをスプレッドシートに入力した際に、価格の合計を一瞬で計算できる便利な機能です。

GoogleスプレッドシートでSUM関数を使うには、次のように入力します。

たとえば、からまでのセルに数値が入力されていて、その合計を求めたい場合、以下のように入力します。



=SUM()

これで、からまでの合計が自動的に計算されます。

SUM関数を使うときには、いくつか覚えておくと便利なポイントがあります。

SUM関数は基本的な合計を求めるだけでなく、さらに便利な使い方もあります。ここではいくつかの応用例をご紹介します。

もし、異なる場所にある複数の範囲の合計を一度に求めたいときは、以下のように範囲をカンマで区切って入力します。



=SUM(, C1:C5)

これで、からとC1からC5までの合計を一度に計算できます。

SUM関数には「SUMIF」というバージョンがあり、条件に合ったセルのみを合計することができます。たとえば、販売額が1000円以上の商品の合計を求めたい場合、以下のように入力します。



=SUMIF(, ">=1000")

この式では、からのセルの中で1000以上の数値の合計が求められます。

Googleスプレッドシートでは、セルを選択した後に「Ctrl + Shift + T」を押すと、その範囲の合計が自動で表示されます。これも、よく使う方には非常に便利な機能です。

文字が入っているセルは、SUM関数では無視されます。例えば、数値と文字が混ざったセルを含んでいても、数値のみが合計され、文字は計算に影響を与えません。

空白のセルは、SUM関数では自動的に0として計算されるので、特別に対処する必要はありません。空白のセルがあっても、正しく合計が計算されます。

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GoogleスプレッドシートのSUM関数は、簡単に数値の合計を求めるための強力なツールです。範囲を選んで「=SUM(」と入力するだけで、瞬時に合計を算出できます。さらに、複数範囲の合計や条件付きでの合計など、使いこなすことで作業がとても効率的になります。

「まだSUM関数がうまく使えない」と感じている方も、ぜひこの記事を参考にして、実際に手を動かしてみてください。実践を通じて、どんどん慣れていきますよ。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。