こんにちは!Googleスプレッドシートを使っていると、データの中に不要な空白が入ってしまうこと、ありますよね。特に住所録やリストなどでは、見た目が乱れてしまうと困ります。そこで、今回は初心者の方でも安心してできる「空白の削除方法」を、わかりやすくご紹介します。
なぜ空白を削除する必要があるのか?
例えば、住所録を管理しているとしましょう。「東京都 千代田区」や「東京都千代田区」など、スペースが多すぎたり少なすぎたりすると、見た目が乱れてしまいますよね。これを放置すると、後で整理するのが大変です。そこで、空白を適切に整理することで、データが見やすくなり、管理が楽になります。
初心者でもできる!空白を削除する3つの方法
データクリーンアップ機能を使う
Googleスプレッドシートには、データをきれいに整える「データクリーンアップ」機能があります。これを使うと、セル内の余分な空白を簡単に削除できます。
手順は以下の通りです
- 空白を削除したいセル範囲を選択します。
- 上部メニューの「データ」をクリックし、「データのクリーンアップ」を選択します。
- 「空白文字を削除」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。
これで、セル内の先頭や末尾の空白、連続した空白が整理されます。
SUBSTITUTE関数で特定の空白を削除する
セル内の特定の空白(例えば全角スペースや半角スペース)を削除したい場合、SUBSTITUTE関数が便利です。
例えば、セルに「り ん ご」と入力されている場合、全角スペースを削除するには以下のように入力します
=SUBSTITUTE(, " ", "")
この関数は、指定した文字(ここでは全角スペース)を空の文字列に置き換えます。
フィルタ機能を使って空白行を削除する
大量のデータの中で、空白行だけを削除したい場合、フィルタ機能が役立ちます。
手順は以下の通りです
- データ範囲を選択します。
- 上部メニューの「データ」をクリックし、「フィルタを作成」を選択します。
- フィルタアイコンをクリックし、「空白」を選択します。
- 表示された空白行を選択し、右クリックで「選択した行を削除」を選びます。
これで、空白行だけを効率的に削除できます。
よくある質問や疑問
Q1: TRIM関数とデータクリーンアップ機能の違いは何ですか?
TRIM関数は、セル内の先頭と末尾の半角スペースを削除し、単語間の連続した半角スペースを1つに整理します。一方、データクリーンアップ機能は、TRIM関数と同様の処理に加え、セル内の全角スペースも整理します。特に全角スペースを含むデータを扱う場合、データクリーンアップ機能が便利です。
Q2: SUBSTITUTE関数で全角スペースと半角スペースを同時に削除できますか?
はい、できます。SUBSTITUTE関数をネスト(入れ子)して使用することで、全角スペースと半角スペースを同時に削除できます。例えば
=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(, " ", ""), " ", "")
このように、内側のSUBSTITUTE関数で全角スペースを削除し、外側のSUBSTITUTE関数で半角スペースを削除します。
Q3: フィルタ機能を使って空白行を削除した後、元のデータに戻すにはどうすればよいですか?
フィルタ機能を使って空白行を削除した後、元のデータに戻すには、再度フィルタ機能を解除する必要があります。上部メニューの「データ」から「フィルタを解除」を選択することで、元のデータが表示されます。
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まとめ
Googleスプレッドシートでの空白削除は、初心者でも簡単にできる方法がたくさんあります。データクリーンアップ機能やSUBSTITUTE関数、フィルタ機能を上手に活用して、データをきれいに整理しましょう。もし操作に不安がある場合や、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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