Googleスプレッドシートを使っていると、「たくさんのデータの中から必要な情報だけを取り出したい」と思うこと、ありませんか？そんなときに便利なのが、QUERY（クエリ）関数です。これを使うと、まるでデータベースを操作するかのように、必要な情報を簡単に抽出できます。
でも、「関数って難しそう…」「SQLって何？」と感じる方も多いと思います。安心してください。この記事では、45歳から55歳以上のパソコンやスマホのことがよくわからない方でも、親しみやすい言葉で、QUERY関数の基本から応用までをわかりやすく解説します。
QUERY関数とは？
Googleスプレッドシートのイメージ
QUERY関数は、Googleスプレッドシートの中で「データを検索する」ための関数です。例えば、売上データの中から「商品A」の売上だけを取り出したり、日付順に並べ替えたりすることができます。
構文は以下の通りです
=QUERY(範囲, "クエリ", )
* 範囲検索するデータの範囲を指定します（例\:C10）。
* クエリどのような条件でデータを抽出するかを指定します（例”SELECT A, B WHERE C = ‘商品A'”）。
* 見出しデータの見出し行数を指定します（通常は1行目が見出しなので「1」と指定します）。
よく使うクエリの構文
QUERY関数では、SQL風の構文を使ってデータを操作します。以下に、よく使う構文を紹介します。
SELECT
特定の列を選択して表示します。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, B”)`
これで、A列とB列のデータだけを表示できます。
WHERE
特定の条件に合った行を抽出します。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, B WHERE C = ‘商品A'”)`
これで、C列が「商品A」の行だけを抽出できます。
ORDER BY
指定した列でデータを並べ替えます。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, B ORDER BY B DESC”)`
これで、B列の値を降順で並べ替えた結果が表示されます。
GROUP BY
指定した列でデータをグループ化し、集計します。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, SUM(B) GROUP BY A”)`
これで、A列でグループ化し、B列の合計を表示できます。
実際の使用例
具体的な使用例を見てみましょう。
- 売上データから「商品A」のみを抽出する
=QUERY(C10, "SELECT A, B WHERE C = '商品A'") - 売上データを売上金額の降順で並べ替える
=QUERY(C10, "SELECT A, B ORDER BY B DESC") - 商品ごとの売上合計を表示する
=QUERY(C10, "SELECT A, SUM(B) GROUP BY A")
これらの例を参考に、自分のデータに合わせてQUERY関数を使ってみてください。
よくある質問や疑問
Q1: QUERY関数で日付を条件にする場合、どのように記述すればよいですか？
日付を条件にする場合、日付はシングルクォーテーションで囲んで指定します。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, B WHERE C = date ‘2025-09-14′”)`
これで、C列が2025年9月14日の行だけを抽出できます。
Q2: QUERY関数で複数の条件を指定するにはどうすればよいですか？
複数の条件を指定する場合、ANDやORを使って条件を組み合わせます。
例`=QUERY(C10, “SELECT A, B WHERE C = ‘商品A’ AND B > 1000”)`
これで、C列が「商品A」かつB列が1000より大きい行だけを抽出できます。
Q3: QUERY関数で列の順番を変更するにはどうすればよいですか？
列の順番を変更するには、SELECT句で列を指定する順番を変更します。
例`=QUERY(C10, “SELECT B, A”)`
これで、B列とA列の順番でデータが表示されます。
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まとめ
QUERY関数を使うことで、Googleスプレッドシートのデータを簡単に抽出・並べ替え・集計することができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ使い方を覚えていけば、業務の効率化に大いに役立ちます。
「でも、まだよくわからない…」という方も安心してください。LINEでお気軽にお声掛けください。疑問やお悩みを一緒に解決していきましょう！
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