Googleスプレッドシートを使っていると、数値を特定の単位で切り捨てたい場面がよくありますよね。そんなときに便利なのが「FLOOR関数」です。でも、初めて触る方には少し難しく感じるかもしれません。今回は、初心者の方でもわかりやすく、FLOOR関数の基本から応用までを解説します。
FLOOR関数って何?
FLOOR関数は、指定した数値を基準となる倍数で切り捨てる関数です。例えば、23.75という数値を5の倍数で切り捨てると、結果は20になります。
基本的な構文は以下の通りです
excel
=FLOOR(値, 基準値)
例えば、セルに「23.75」と入力されている場合、`=FLOOR(, 5)`と入力すると、結果は「20」となります。
FLOOR関数の使い方実践編
では、実際にどのような場面でFLOOR関数が役立つのか、いくつかの例を見てみましょう。
価格の切り捨て
商品の価格が「23.75円」の場合、これを「5円単位」で切り捨てたいときにFLOOR関数を使います。`=FLOOR(23.75, 5)`と入力すると、結果は「20円」となります。
在庫数の調整
在庫数が「57.3個」の場合、実際には「57個」として扱いたいときにFLOOR関数を使用します。`=FLOOR(57.3, 1)`と入力すると、結果は「57個」となります。
時間の切り捨て
勤務時間が「8.75時間」の場合、これを「0.5時間単位」で切り捨てたいときにFLOOR関数を使います。`=FLOOR(8.75, 0.5)`と入力すると、結果は「8.5時間」となります。
FLOOR関数と他の関数の違い
FLOOR関数と似たような関数に「CEILING関数」や「ROUND関数」があります。それぞれの違いを簡単に説明します。
- CEILING関数指定した数値を基準となる倍数で切り上げます。例えば、`=CEILING(23.75, 5)`と入力すると、結果は「25」となります。
- ROUND関数指定した小数点以下の桁数に四捨五入します。例えば、`=ROUND(23.75, 1)`と入力すると、結果は「23.8」となります。
FLOOR関数は切り捨て、CEILING関数は切り上げ、ROUND関数は四捨五入と、それぞれの関数で数値の処理方法が異なります。目的に応じて使い分けることが重要です。
よくある質問や疑問
Q1: FLOOR関数で基準値に0を指定するとどうなりますか?
基準値に0を指定すると、`#DIV/0!`というエラーが表示されます。FLOOR関数の基準値は0にすることはできませんので、注意が必要です。
Q2: FLOOR関数は負の数にも使えますか?
はい、使えます。例えば、`=FLOOR(-23.75, 5)`と入力すると、結果は「-25」となります。負の数でも基準となる倍数で切り捨てが行われます。
Q3: FLOOR関数とFLOOR.MATH関数の違いは何ですか?
FLOOR.MATH関数は、FLOOR関数と似ていますが、負の数に対する処理が異なります。FLOOR関数は負の数を負の無限大方向に切り捨てますが、FLOOR.MATH関数は0に近い方向に切り捨てます。例えば、`=FLOOR(-10.5, 2)`と入力すると、FLOOR関数では「-12」、FLOOR.MATH関数では「-10」となります。
まとめ
FLOOR関数は、数値を特定の単位で切り捨てる際に非常に便利な関数です。価格の調整や在庫数の管理、時間の丸め処理など、さまざまな場面で活用できます。ぜひ、日々の業務や生活の中でFLOOR関数を使ってみてください。
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