GoogleスプレッドシートのCEILING関数を使いこなす！初心者でもわかる切り上げマスターガイド

2025.09.12

「Googleスプレッドシートで、数値を特定の単位に切り上げたいけれど、どうすればいいの？」そんな疑問を抱えていませんか？たとえば、商品の価格を500円単位で切り上げたい、勤務時間を15分単位で切り上げたい、などの場面で役立つのが、GoogleスプレッドシートのCEILING関数です。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく、CEILING関数の使い方をステップバイステップで解説します。実際の例を交えながら、どんな場面でどのように使うのかを一緒に学んでいきましょう。

CEILING関数って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

まずは、CEILING関数の基本から押さえておきましょう。

CEILING関数は、指定した数値を、指定した基準値の倍数のうち、最も近い整数の倍数に切り上げる関数です。構文は以下の通りです。



=CEILING(数値, 基準値)

数値切り上げたい元の数字を指定します。
基準値切り上げたい単位となる数値を指定します。

例えば、`=CEILING(12, 5)`と入力すると、12は5の倍数である15に切り上げられます。

次に、実際のビジネスシーンでの使用例を見てみましょう。

ここがポイント！

例えば、商品の原価が1,234円だった場合、販売価格を500円単位で切り上げたいとき、以下のように入力します。



=CEILING(1234, 500)

この場合、結果は1,500円となります。これにより、端数処理を自動化し、価格設定がスムーズになります。

CEILING関数は、時間の切り上げにも活用できます。例えば、勤務時間を15分単位で切り上げたい場合、以下のように入力します。



=CEILING(7.38, 0.25)

この場合、7.38時間は7時間22分となり、15分単位で切り上げられて7.5時間（7時間30分）となります。これにより、勤怠管理が簡単になります。

負の数をCEILING関数で切り上げると、0に向かって最も近い整数の倍数に切り上げられます。例えば、`=CEILING(-4.3, -1)`と入力すると、結果は-4となります。

CEILING関数は指定した基準値の倍数のうち、最も近い整数の倍数に切り上げます。一方、FLOOR関数は指定した基準値の倍数のうち、最も近い整数の倍数に切り捨てます。例えば、`=CEILING(12, 5)`は15となり、`=FLOOR(12, 5)`は10となります。

CEILING関数でエラーが出る場合、以下の点を確認してください。

ここがポイント！

これらを確認することで、エラーを防ぐことができます。

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CEILING関数は、数値や時間を特定の単位に切り上げる際に非常に便利な関数です。価格設定や勤怠管理など、日常的な業務で活用することで、作業の効率化が図れます。

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