Googleスプレッドシートの中でも、日付に関する計算をする際に非常に便利な「WEEKDAY」関数。だけど、この関数を使ったことがない方にとっては、どうやって使うのかイメージがつかみにくいかもしれませんね。特に「曜日番号」を取得したい場面では、少し戸惑ってしまうこともあると思います。
この記事では、そんなWEEKDAY関数の使い方を、初心者でもわかりやすく、かつ実際の生活でどう活用できるのかをご紹介します。Googleスプレッドシートに慣れていない方でも大丈夫！具体的な例を交えて説明していきますので、ぜひ一緒に覚えていきましょう。
WEEKDAY関数とは？基本の「き」から学ぼう
Googleスプレッドシートのイメージ
GoogleスプレッドシートのWEEKDAY関数は、日付を入力するとその日が何曜日であるかを数字で教えてくれる関数です。例えば、2025年9月12日が金曜日だとしたら、この関数は「金曜日」を意味する数字「6」を返します。
でも、なぜ数字で曜日を表すの？と思うかもしれません。これには便利な理由があるんです。
WEEKDAY関数の基本的な書き方
WEEKDAY関数は非常にシンプルです。以下のように書きます。
excel
=WEEKDAY(日付, )
日付: これは、曜日を調べたい日付を入力します。
種類（省略可能）: 曜日の番号をどのように表示するかを指定するオプションです。
例えば、セルに「2025年9月12日」と入力して、次のように関数を使うと
excel
=WEEKDAY()
この場合、の値に対応する曜日が返されます。何曜日か知りたいときに便利ですね。
種類（オプション）を使って曜日の番号をカスタマイズ
WEEKDAY関数には「種類」というオプションがあり、これを使うと、曜日の番号を変えることができます。デフォルトでは、日曜日が「1」、月曜日が「2」、…となりますが、種類を変更することで番号の付け方を変えることができます。
種類の使い方
種類=1: 日曜日を1、月曜日を2、…という番号付け（デフォルト）
種類=2: 月曜日を1、火曜日を2、…という番号付け
種類=3: 月曜日を0、火曜日を1、…という番号付け
例えば、「月曜日から日曜日までの番号を1から7で表示したい」というときは、種類=2を使います。
excel
=WEEKDAY(, 2)
これで、月曜日が「1」、火曜日が「2」、…というふうに変わります。
実際の活用シーンを見てみよう！
ここでは、実際にWEEKDAY関数がどのように使われるか、日常的な場面を想定してみましょう。
カレンダー作成の補助
もし、毎月のカレンダーを作りたいとき、日付の曜日がわからないと、どこに日付を配置すべきか迷ってしまいますよね。そんなときにWEEKDAY関数を使って、各日付が何曜日に当たるかを自動で計算してくれます。
例えば、ある月の1日が金曜日だった場合、WEEKDAY関数を使えば、その月の各日が何曜日なのかを自動で判定できます。
曜日に基づいた条件分け
WEEKDAY関数を使うと、曜日によって何かを条件分けすることができます。例えば、営業日だけの集計をしたいとき、週末（土日）を除外したい場合に使えます。
excel
=IF(OR(WEEKDAY(, 2)=6, WEEKDAY(, 2)=7), "週末", "平日")
この関数では、に入力された日付が土曜日または日曜日なら「週末」と表示し、それ以外は「平日」と表示します。
よくある質問や疑問
Q1. WEEKDAY関数は何曜日から始まりますか？
セルに日付を入力し、WEEKDAY関数を使用すると、デフォルトでは日曜日が「1」、月曜日が「2」、…となります。ただし、種類を設定することで、月曜日を1にすることもできます（種類=2）。
Q2. WEEKDAY関数で月曜日を1にする方法は？
月曜日を「1」にしたい場合は、WEEKDAY関数の種類に「2」を指定します。例えば、`=WEEKDAY(, 2)` と入力すれば、月曜日が「1」、火曜日が「2」、…という番号が返されます。
Q3. 「種類=3」を使う理由は？
種類=3にすると、月曜日が「0」、火曜日が「1」、…となり、月曜日を基準にした曜日番号が返されます。この設定は、特定の業務や計算で月曜日からスタートする必要があるときに便利です。
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まとめ
GoogleスプレッドシートのWEEKDAY関数は、日付から曜日を自動で計算する非常に便利なツールです。使い方は簡単で、さらに「種類」を設定することで曜日番号のカスタマイズも可能です。
今後、スプレッドシートを使ってカレンダー作成や条件分けをする際には、ぜひWEEKDAY関数を活用してみてくださいね。少しでも理解が深まり、日々の作業がもっと効率的になることを願っています。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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