GoogleスプレッドシートのTIME関数：初心者でもわかる使い方と活用法

2025.09.12

スプレッドシートで「時間」を扱いたいけれど、どうすればいいのか分からない…。そんなお悩みをお持ちの方にぴったりなのが、GoogleスプレッドシートのTIME関数です。今回は、特にパソコンやスマホに不安がある45歳以上の方々に向けて、親しみやすく、わかりやすく解説していきます。

TIME関数って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

TIME関数は、指定した「時」「分」「秒」の数字を組み合わせて、スプレッドシート上で使える「時刻データ」を作成するための関数です。例えば、「14時30分15秒」を作りたいとき、次のように入力します。

=TIME(14, 30, 15)

すると、セルには「14:30:15」と表示されます。これで、時間を簡単に扱えるようになりますよ。

では、実際にTIME関数を使ってみましょう。以下の手順で進めていきます。

これで、時間を簡単に入力できましたね。

TIME関数を使うと、さまざまな場面で便利に活用できます。いくつかの例を紹介します。

例えば、勤務時間を合計したいとき、次のように入力します。

=TIME(8, 30, 0) + TIME(7, 45, 0) + TIME(6, 15, 0)

これで、合計時間を簡単に求めることができます。

出勤時間と退勤時間から、実際の勤務時間を計算したいとき、次のように入力します。

=TIME(17, 0, 0) - TIME(9, 0, 0)

これで、勤務時間を簡単に計算できます。

TIME関数では、時間の部分に24を超える数字を入力すると、自動的に調整されます。例えば、「=TIME(25, 0, 0)」と入力すると、実際には「1:00:00」と表示されます。これは、24時間を超える時間を自動的に翌日に繰り越して表示するためです。

これは、セルの表示形式が「標準」になっているためです。TIME関数は内部的には「シリアル値」と呼ばれる数値で時間を管理しています。表示形式を「時刻」に変更することで、「0.5」が「12:00:00」と表示されるようになります。

はい、できます。TIME関数で作成した時間同士を足したり引いたりすることが可能です。例えば、「=TIME(2, 30, 0) + TIME(1, 15, 0)」と入力すると、結果は「3:45:00」と表示されます。

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GoogleスプレッドシートのTIME関数を使うことで、時間の入力や計算が簡単にできるようになります。特に、勤務時間の集計やイベントのスケジュール管理など、日常業務で役立つ場面が多いです。ぜひ、実際に手を動かして試してみてください。

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