あなたが今、Googleスプレッドシートを使っていて、「このデータが何行目にあるんだろう？」とか「この項目は何列目だろう？」と悩んでいるなら、MATCH関数がその悩みを解決してくれますよ。
でも、関数って聞くとちょっと難しそうに感じますよね？大丈夫、心配しないでください。今回は、45歳以上のパソコンやスマホにあまり詳しくない方でも、すぐに使えるように、やさしく、そして親しみやすく解説します。
そもそもMATCH関数って何？
Googleスプレッドシートのイメージ
MATCH関数は、指定した範囲の中で、あなたが探している値が「何行目」や「何列目」にあるかを教えてくれる便利な関数です。
例えば、果物のリストがあって、「みかん」が何番目にあるかを知りたいときに使います。
基本の使い方
MATCH関数の基本的な形はこうです
=MATCH(検索したい値, 範囲, 照合の種類)
検索したい値探したいもの（例えば「みかん」）
範囲その値を探す場所（例えば「\:」）
照合の種類どんな一致を探すか（0完全一致、1以下の最大値、-1以上の最小値）
例えば、からの範囲に「みかん」が何番目にあるかを調べるには、次のように入力します
=MATCH("みかん", , 0)
これで、「みかん」が何番目にあるかがわかります。
照合の種類について
照合の種類には3つの選択肢があります
0完全一致。指定した値とぴったり同じものを探します。
1以下の最大値。範囲が昇順に並んでいる場合に、指定した値以下で一番大きいものを探します。
-1以上の最小値。範囲が降順に並んでいる場合に、指定した値以上で一番小さいものを探します。
例えば、年齢の範囲が昇順に並んでいる場合に、「25歳」に該当する料金を調べるときに使います。
実際に使ってみよう！具体例
では、実際に「みかん」が何番目にあるかを調べてみましょう。
1. データを準備する
からに以下の果物の名前を入力します
* りんご
* みかん
* ぶどう
* バナナ
* もも
2. MATCH関数を使う
B2セルに次のように入力します
=MATCH("みかん", , 0)
結果として「2」が表示されます。これは、「みかん」がからの範囲で2番目にあるからです。
他の関数と組み合わせてさらに便利に！
MATCH関数は、他の関数と組み合わせることで、さらに強力なツールになります。
例えば、INDEX関数と組み合わせると、特定の位置にある値を取得できます。
=INDEX(B2:B6, MATCH("みかん", , 0))
これで、「みかん」に対応するB列の値を取得できます。
よくある質問や疑問
Q1: MATCH関数で「#N/A!」と表示されるのはなぜですか？
「#N/A!」は、指定した値が範囲内に見つからなかったときに表示されます。例えば、「みかん」を探しているのに、範囲内に「みかん」がない場合です。
Q2: MATCH関数はどんな場面で使えますか？
MATCH関数は、商品リストから特定の商品が何番目にあるかを調べたり、成績表から特定の生徒が何番目に位置しているかを調べるときに便利です。
Q3: 他の関数と組み合わせるとどうなりますか？
他の関数と組み合わせることで、より複雑なデータの検索や抽出が可能になります。例えば、INDEX関数やVLOOKUP関数と組み合わせることで、特定の条件に合ったデータを簡単に取得できます。
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まとめ
MATCH関数は、Googleスプレッドシートでデータの位置を簡単に調べることができる便利な関数です。照合の種類を理解し、他の関数と組み合わせることで、さらに活用の幅が広がります。
もし、この記事を読んで「まだわからないことがある」「もっと詳しく知りたい」と思った方は、ぜひお気軽にLINEからお声掛けください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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