Googleスプレッドシートを使っていると、データを並べ替えたくなる場面が多いですよね。例えば、売上金額を高い順に並べたり、日付順に整理したりすることで、情報が見やすくなります。でも、操作方法がわからないと、つい手間取ってしまいますよね。そこで、今回は初心者の方でも安心してできる、スプレッドシートの並べ替え方法をわかりやすくご紹介します。
基本の並べ替え方法昇順・降順で並べる
Googleスプレッドシートのイメージ
まずは、最も基本的な並べ替え方法から始めましょう。
列を選択して並べ替える
- 並べ替えたいデータがある列をクリックして選択します。
- メニューから「データ」を選び、「範囲を並べ替え」をクリックします。
- 「データにヘッダー行が含まれている」にチェックを入れ、並べ替えの基準となる列を選択します。
- 「昇順（A→Z）」または「降順（Z→A）」を選び、「並べ替え」をクリックします。
これで、選んだ列を基準にデータが並べ替えられます。例えば、売上金額の列を選んで「降順」を選べば、高い金額から順に並びます。
フィルタを使って並べ替える
- データの範囲を選択し、メニューから「データ」を選び、「フィルタを作成」をクリックします。
- 各列のヘッダーに表示されるフィルタアイコン（じょうごのマーク）をクリックします。
- 「昇順で並べ替え」または「降順で並べ替え」を選択します。
フィルタを使うと、特定の条件でデータを絞り込んだり、並べ替えたりできます。例えば、特定の地域だけを表示して、その地域の売上を並べ替えることができます。
応用編複数の条件で並べ替える
複数の条件で並べ替えたい場合もありますよね。例えば、「日付順に並べた後、同じ日付の中で売上金額順に並べたい」といった場合です。
複数の列を基準に並べ替える
- 並べ替えたいデータの範囲を選択します。
- メニューから「データ」を選び、「範囲を並べ替え」をクリックします。
- 「データにヘッダー行が含まれている」にチェックを入れ、並べ替えの基準となる列を選択します。
- 「並べ替えの基準となる別の列を追加」をクリックし、次の基準となる列を選択します。
- それぞれの列について「昇順」または「降順」を選び、「並べ替え」をクリックします。
これで、複数の条件でデータを並べ替えることができます。例えば、まず日付順に並べ、その中で売上金額順に並べることができます。
SORT関数を使って並べ替える
SORT関数を使うと、元のデータを変更せずに、別の場所に並べ替えたデータを表示できます。
- 並べ替えたいデータの範囲を指定します。
- 関数バーに「=SORT(範囲, 並べ替えたい列番号, TRUEまたはFALSE)」と入力します。
- TRUEは昇順、FALSEは降順を意味します。
例えば、「=SORT(\:C10, 2, FALSE)」と入力すれば、からC10の範囲を、2列目（B列）を基準に降順で並べ替えた結果が表示されます。
スマートフォンでの並べ替え方法
外出先でスマートフォンを使ってスプレッドシートを操作することもありますよね。スマートフォンでも簡単に並べ替えができます。
列を選択して並べ替える
- 並べ替えたいデータがある列をタップして選択します。
- メニューから「データ」を選び、「範囲を並べ替え」をタップします。
- 「データにヘッダー行が含まれている」にチェックを入れ、並べ替えの基準となる列を選択します。
- 「昇順（A→Z）」または「降順（Z→A）」を選び、「並べ替え」をタップします。
フィルタを使って並べ替える
- データの範囲を選択し、メニューから「データ」を選び、「フィルタを作成」をタップします。
- 各列のヘッダーに表示されるフィルタアイコンをタップします。
- 「昇順で並べ替え」または「降順で並べ替え」をタップします。
スマートフォンでも、パソコンと同じようにデータを並べ替えることができます。外出先でも手軽にデータを整理できますね。
よくある質問や疑問
Q1: 並べ替えた後、元の順番に戻すにはどうすればいいですか？
並べ替えた後に元の順番に戻すには、UNDO（元に戻す）ボタンを使うか、元の順番を記録しておいて手動で戻す方法があります。UNDOボタンは、並べ替え直後にすぐに使用できます。
Q2: フィルタを解除しても並べ替えた順番は戻りませんか？
はい、フィルタを解除しても並べ替えた順番はそのままです。元の順番に戻すには、元の順番を記録しておいて手動で戻す必要があります。
Q3: SORT関数を使うと、元のデータを変更せずに並べ替えられますか？
はい、SORT関数を使うと、元のデータを変更せずに並べ替えた結果を別の場所に表示できます。元のデータをそのまま保ちながら、並べ替えた結果を確認できます。
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まとめ
Googleスプレッドシートでの並べ替えは、データを整理し、見やすくするために非常に便利な機能です。基本的な並べ替え方法から、複数の条件での並べ替え、SORT関数を使った応用編まで、さまざまな方法をご紹介しました。スマートフォンでも操作できるので、外出先でもデータの整理が可能です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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