GoogleスプレッドシートのSORTN関数でデータを簡単に並べ替え！初心者でもできる活用法

「Googleスプレッドシートでデータを並べ替えたいけど、難しそう…」そんなあなたにおすすめなのが、GoogleスプレッドシートのSORTN関数です。この関数を使えば、面倒な手作業なしで、必要なデータを簡単に抽出できます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、実際の例を交えて解説します。

SORTN関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

GoogleスプレッドシートのSORTN関数は、指定した範囲のデータを並べ替え、上位n件を抽出するための関数です。例えば、売上データからトップ5の商品を表示したいときなどに便利です。

SORTN関数の基本構文

範囲: 並べ替え対象のデータ範囲
n: 抽出する行数（省略すると1件）
重複表示モード: 重複データの扱い方（0〜3の数値で指定）
並べ替え列: 並べ替えの基準となる列番号
昇順: 昇順（TRUE）または降順（FALSE）を指定

実際に使ってみよう！

例1: 売上データからトップ3の商品を抽出

以下のような売上データがあるとします。

このデータから、売上数が多いトップ3の商品を抽出するには、以下のように入力します。

この式では、B列（売上数）を基準に降順で並べ替え、上位3件を抽出しています。

例2: 重複を含めて上位3件を抽出

同じ売上数の商品がある場合、重複を含めて表示したいことがあります。その場合、重複表示モードを「1」に設定します。

これにより、売上数が同じ商品も含めて、上位3件が抽出されます。

例3: 日付順に最新の3件を抽出

日付順に最新のデータを抽出したい場合、日付が記載された列を基準に並べ替えます。

この式では、3列目（日付）を基準に降順で並べ替え、最新の3件を抽出しています。

よくある質問

Q1: SORTN関数はどのような場面で役立ちますか？

SORTN関数は、売上データやテストの成績など、上位n件を抽出したいときに非常に便利です。例えば、売上ランキングや成績上位者のリストを作成する際に活用できます。

Q2: 重複データを除外するにはどうすればよいですか？

重複データを除外するには、重複表示モードを「2」に設定します。例えば、以下のように入力します。

これにより、重複を除いた上位3件が抽出されます。

Q3: 昇順と降順の違いは何ですか？

昇順は小さい順から大きい順に並べ替えることで、降順はその逆です。例えば、売上数を昇順に並べると、売上が少ない商品から多い商品へと並びます。降順にすると、多い商品から少ない商品へと並びます。

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まとめ

GoogleスプレッドシートのSORTN関数を使えば、データの並べ替えや上位n件の抽出が簡単に行えます。初心者の方でも、上記の例を参考にしながら、実際に手を動かしてみてください。操作に慣れてくると、より複雑なデータの分析や整理もスムーズにできるようになります。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。