GoogleスプレッドシートでCSVファイルを取り込む方法を知りたいけれど、難しそうだと感じていませんか?この記事では、プログラミング経験が少ない方でも安心して実践できるように、Google Apps Script(GAS)を使ったCSVファイルの取り込み方法をわかりやすく解説します。さらに、YouTube動画の台本としても活用できるように構成していますので、動画制作にもご活用ください。
CSVファイルをスプレッドシートに取り込む基本の流れ
まずは、CSVファイルをスプレッドシートに取り込む基本的な流れを見ていきましょう。
- GoogleドライブにCSVファイルをアップロード
- Google Apps Script(GAS)を使ってCSVファイルを読み込む
- 読み込んだデータをスプレッドシートに書き込む
これらの手順を順番に見ていきましょう。
GoogleドライブにCSVファイルをアップロード
まずは、取り込みたいCSVファイルをGoogleドライブにアップロードします。Googleドライブにアクセスし、画面左上の「新規」ボタンをクリックして、「ファイルのアップロード」を選択します。アップロードしたいCSVファイルを選択し、アップロードが完了するのを待ちます。
Google Apps Script(GAS)を使ってCSVファイルを読み込む
次に、GASを使ってCSVファイルを読み込みます。以下のコードをGASのエディタにコピー&ペーストしてください。
function importCSVFromDrive() {
var file = DriveApp.getFilesByName('yourfile.csv').next();
var csvData = Utilities.parseCsv(file.getBlob().getDataAsString('UTF-8'));
Logger.log(csvData);
}
このコードでは、Googleドライブ内の「yourfile.csv」という名前のCSVファイルを取得し、その内容をUTF-8エンコーディングで読み込んでいます。読み込んだデータは、二次元配列(配列の配列)として格納されます。
読み込んだデータをスプレッドシートに書き込む
最後に、読み込んだデータをスプレッドシートに書き込みます。以下のコードを追加してください。
function writeToSheet() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
var file = DriveApp.getFilesByName('yourfile.csv').next();
var csvData = Utilities.parseCsv(file.getBlob().getDataAsString('UTF-8'));
sheet.getRange(1, 1, csvData.length, csvData.length).setValues(csvData);
}
このコードでは、現在開いているスプレッドシートのアクティブシートに、CSVファイルの内容を1行目から書き込んでいます。`setValues`メソッドを使って、二次元配列のデータを一括で書き込むことができます。
CSVファイルの取り込みで注意すべきポイント
CSVファイルを取り込む際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
- 文字化けに注意
CSVファイルの文字コードがUTF-8でない場合、文字化けが発生することがあります。UTF-8に変換してから読み込むようにしましょう。 - 改行コードの取り扱い
セル内に改行コードが含まれていると、CSVファイルの解析時に誤動作することがあります。改行コードを適切に処理する必要があります。 - ファイルの上書きに注意
同じ名前のCSVファイルを何度も取り込む場合、既存のデータが上書きされてしまうことがあります。必要に応じて、シートをクリアするなどの対策を講じましょう。
よくある質問や疑問
Q1: CSVファイルの文字コードがShift_JISの場合、どうすればよいですか?
Shift\_JISでエンコードされたCSVファイルを読み込む場合、`getDataAsString(‘Shift_JIS’)`のように、`getDataAsString`メソッドの引数に文字コードを指定することで、正しく読み込むことができます。
Q2: CSVファイルを定期的に自動で取り込みたい場合、どうすればよいですか?
GASでは、時間主導型トリガーを設定することで、定期的にスクリプトを実行することができます。例えば、毎日決まった時間にCSVファイルを取り込むように設定することが可能です。
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まとめ
Google Apps Scriptを使うことで、手軽にCSVファイルをGoogleスプレッドシートに取り込むことができます。プログラミングの経験が少ない方でも、基本的なコードをコピー&ペーストするだけで実現可能です。ぜひ、業務の効率化やデータ管理に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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