「Googleスライドで表に罫線をつけたいけれど、どうすればいいのか分からない…」そんなお悩みをお持ちの方へ、初心者でも安心してできる方法をご紹介します。
罫線を追加する前に確認したい基本の準備
Googleスライドのイメージ
まずは作業をスムーズに進めるための準備をしましょう。
- 表示倍率を100%に設定して、実際の仕上がりを確認しやすくします。
- 印刷を想定している場合は、スライド端から5〜10mm内側に重要な要素や罫線を配置すると、プリンタで切れてしまうのを防げます。
- ファイルを共有する予定がある場合は、テーマやマスターで統一設定をしておくと、他の人が見ても同じデザインが保たれます。
図形やテキストボックスに罫線を追加する方法
図形やテキストボックスに罫線を追加する手順は以下の通りです。
- 対象の図形やテキストボックスをクリックして選択します。
- 上部ツールバーの「鉛筆アイコン（枠線の色）」をクリックし、希望の色を選びます。
- 「ptアイコン（枠線の太さ）」をクリックし、1〜2.5pt程度を選びます。印刷時に薄くならないようにするためです。
- 「破線アイコン（線種）」をクリックし、実線、点線、破線からお好みの線種を選びます。
- 「塗りつぶしの色」を透明に設定すると、枠線だけが表示されます。
もし罫線を削除したい場合は、対象を選択し、「枠線の色」で「透明」または「なし」を選ぶと、枠線が消えます。
表（テーブル）の罫線を調整する方法
Googleスライドで表を作成した際、罫線の色や太さを変更する方法をご紹介します。
- 表全体、または調整したいセル範囲を選択します。
- 右クリックして「表のオプション」を選びます。
- 「枠線の色」「太さ」「線種」を設定します。
- ツールバーからもセル境界の線種・太さを変更できる場合があります。
注意点として、結合セルがある場合、罫線が正しく反映されないことがあります。その際は、結合を解除してから再設定すると、安定して反映されます。
画像に罫線風の縁取りをつける方法
画像そのものに直接罫線をつける機能はありませんが、以下の方法で罫線風の縁取りを表現できます。
方法A透明塗りの図形を重ねる
- 挿入 → 図形 → 長方形を選びます。
- 画像よりわずかに大きく図形を作図します。
- 図形の「塗り」を透明、「枠線」を色・太さ・線種で設定します。
- 右クリック → 順序 → 背面へ移動して、画像の下へ配置します。
- 画像と図形を微調整し、両方を選択して右クリック → グループ化します。
方法Bドロップシャドウで縁取り風にする
- 画像を選択 → 表示形式 → ファイル形式オプションをクリックします。
- ドロップシャドウをオンにして、色や距離、ぼかし、透明度を調整します。
ドロップシャドウは罫線とは異なり、にじみが出るため、くっきりとした線が必要な場合は方法Aをおすすめします。
スライド全体にページ枠を作る方法
スライド全体にページ枠を追加するには、マスター編集を活用します。
- スライド → マスターを編集を開きます。
- 長方形図形をスライド外周にフィットするように描くします。
- 塗りを透明、枠線を色・太さ・線種で設定します。
- 「整列」で左右中央・上下中央を揃え、位置ズレを防ぎます。
- マスター編集を閉じ、すべてのスライドに反映されていることを確認します。
注意点として、枠線は図形のパス中心に描かれるため、太くすると内側に食い込むことがあります。余白を確保し、やや内側に配置すると、印刷時の欠けを防げます。
よくある質問や疑問
Q1: スライド全体に罫線をつける方法はありますか？
スライド全体に直接罫線をつける機能はありませんが、マスター編集を活用して、スライド外周に長方形図形を配置することで、ページ枠風のデザインを実現できます。
Q2: 表の罫線が一部だけ反映されない場合、どうすればいいですか？
結合セルがある場合、罫線が正しく反映されないことがあります。その際は、結合を解除してから再設定すると、安定して反映されます。
Q3: 画像に罫線をつけたいのですが、どうすればいいですか？
画像そのものに直接罫線をつける機能はありませんが、透明塗りの図形を画像の下に配置することで、罫線風の縁取りを表現できます。
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まとめ
Googleスライドで罫線を表示する方法は、図形やテキストボックス、表、画像、スライド全体など、さまざまな要素に対応しています。初心者の方でも、手順に沿って操作すれば、簡単に罫線を追加・編集・削除することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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