Googleドキュメントで作成した文書をPDFとして保存したいけれど、特定のページだけを選んで保存したい、という場面はありませんか？例えば、長いレポートの中から一部のページだけをPDFとして取り出して、メールで送る場合などです。今回は、そんなときに役立つ方法をご紹介します。
PDFをページ指定して印刷する基本の方法
Googleドキュメントのイメージ
まずは、Googleドキュメントで特定のページをPDFとして保存する基本的な方法を見ていきましょう。
手順1印刷設定を開く
Googleドキュメントを開いたら、画面上部の「ファイル」メニューをクリックし、「印刷」を選択します。これで印刷設定の画面が表示されます。
手順2ページ範囲を指定する
印刷設定画面で、「ページ」の項目を「カスタム」に設定します。すると、ページ番号を指定できるようになります。例えば、「1,3,5」と入力すれば、1ページ目、3ページ目、5ページ目だけがPDFとして保存されます。
手順3PDFとして保存
「送信先」の項目で「PDFに保存」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。保存先を指定すれば、指定したページだけがPDFとして保存されます。
PDFを1ページにまとめて保存する方法
次に、Googleドキュメントの内容を1ページのPDFとして保存する方法をご紹介します。
手順1ページ設定を変更する
Googleドキュメントを開いたら、「ファイル」メニューから「ページ設定」を選択します。表示されるダイアログボックスで、「ページ分けあり」を選択し、「OK」をクリックします。
手順2印刷設定で倍率を調整する
再度、「ファイル」メニューから「印刷」を選択します。印刷設定画面で、「ページの項目」を「カスタム」に設定し、倍率を調整します。例えば、倍率を50%に設定すれば、内容が縮小されて1ページに収まります。
手順3PDFとして保存
「送信先」の項目で「PDFに保存」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。保存先を指定すれば、内容が1ページに収まったPDFとして保存されます。
選択範囲だけをPDFとして保存する方法
Googleドキュメントでは、文書全体ではなく、選択した部分だけをPDFとして保存することも可能です。
手順1選択範囲を指定する
Googleドキュメントを開き、PDFとして保存したい部分をマウスで選択します。
手順2拡張機能を利用する
「拡張機能」メニューから「Apps Script」を選択し、以下のスクリプトを入力します。
javascript
function saveSelectionAsPDF() {
var doc = DocumentApp.getActiveDocument();
var body = doc.getBody();
var selection = doc.getSelection();
var selectedText = '';
if (selection) {
var elements = selection.getRangeElements();
for (var i = 0; i < elements.length; i++) {
var element = elements.getElement();
if (element.getType() === DocumentApp.ElementType.PARAGRAPH) {
selectedText += element.getText() + '\n';
}
}
}
var blob = Utilities.newBlob(selectedText, 'application/pdf', 'selected_text.pdf');
var file = DriveApp.createFile(blob);
Logger.log('PDF created: ' + file.getUrl());
}
このスクリプトを実行すると、選択した部分だけがPDFとして保存されます。
よくある質問や疑問
Q1: 印刷設定でページ番号を指定する方法は？
印刷設定画面で、「ページ」の項目を「カスタム」に設定し、ページ番号を指定することで、特定のページだけを印刷することができます。
Q2: PDFとして保存する際に、ページの向きを変更する方法は？
「ファイル」メニューから「ページ設定」を選択し、ページの向きを変更することで、PDFとして保存する際のページの向きを変更することができます。
Q3: Googleドキュメントの内容を画像として保存する方法は？
Googleドキュメントの内容を画像として保存するには、まずスクリーンショットを撮り、その画像を保存する方法があります。また、Googleドキュメントの内容を画像形式で保存する拡張機能もあります。
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まとめ
Googleドキュメントでは、PDFとして保存する際に特定のページだけを選んで保存したり、内容を1ページにまとめて保存したり、選択した部分だけを保存することができます。これらの方法を活用すれば、必要な情報だけを効率よくPDFとして保存することができます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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