Googleドキュメントを使っていると、長い文章がだんだんと見にくくなってきますよね。そんなときに便利なのが「見出し機能」です。見出しをうまく使うことで、文書がぐっと読みやすく、整理されます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、見出しの設定方法から目次の作成まで、順を追ってご紹介します。
見出しを設定して文書を整理しよう
Googleドキュメントのイメージ
まずは、見出しを設定して文書を整理する方法から始めましょう。
見出しの設定方法
- 見出しにしたい文章の先頭にカーソルを合わせます。
- ツールバーにある「標準テキスト」の横のプルダウンをクリックします。
- 「見出し1」から「見出し6」までの中から、適切な見出しを選びます。
これで、選んだ部分が見出しとして設定されます。見出しを使うことで、文書の構造が明確になり、後で内容を見返すときにも便利です。
見出しのショートカットキー
キーボードを使うと、さらに効率的に見出しを設定できます。以下のショートカットキーを覚えておきましょう。
- 見出し1Ctrl + Alt + 1（Windows）／⌘ + Option + 1（Mac）
- 見出し2Ctrl + Alt + 2（Windows）／⌘ + Option + 2（Mac）
- 見出し3Ctrl + Alt + 3（Windows）／⌘ + Option + 3（Mac）
- 見出し4Ctrl + Alt + 4（Windows）／⌘ + Option + 4（Mac）
- 見出し5Ctrl + Alt + 5（Windows）／⌘ + Option + 5（Mac）
- 見出し6Ctrl + Alt + 6（Windows）／⌘ + Option + 6（Mac）
これらのショートカットを使うことで、マウスを使わずに素早く見出しを設定できます。
見出しのデザインを変更する方法
見出しのフォントや色、背景色などを変更して、文書をより見やすくすることができます。
- 見出しを設定したい部分を選択します。
- ツールバーでフォントや色を変更します。
- 「表示形式」→「段落スタイル」→「見出し1（または2、3など）」→「スタイルを更新」を選択します。
これで、同じ見出しスタイルが文書内の他の見出しにも適用されます。統一感のある文書を作成することができます。
目次を作成して文書をさらに見やすくしよう
長い文書では、目次を作成することで、読者が目的の部分にすぐにアクセスできるようになります。
目次の作成方法
- 目次を挿入したい場所にカーソルを合わせます。
- ツールバーで「挿入」→「目次」を選択します。
- 表示されるスタイルから、好みの目次を選びます。
これで、見出しに基づいた目次が自動で作成されます。目次をクリックすると、該当する見出し部分にジャンプすることができます。
目次の更新方法
文書を編集して見出しを追加・削除した場合、目次を更新する必要があります。
1. 目次をクリックします。
2. 表示される更新アイコンをクリックします。
これで、目次が最新の状態に更新されます。
見出しを折りたたんで文書を整理しよう
長い文書では、見出しを折りたたむことで、必要な部分だけを表示させて、文書をすっきりと整理することができます。
見出しを折りたたむ方法
1. ツールバーで「表示」→「ドキュメントの概要を表示」を選択します。
2. 左側に表示される概要で、折りたたみたい見出しの左側にある三角形のアイコンをクリックします。
これで、該当する見出し以下の部分が折りたたまれ、文書がすっきりと整理されます。
よくある質問や疑問
見出しを設定すると、行間が広くなってしまうのですが、どうすればよいですか？
見出しの行間が広くなるのは、見出しスタイルに「段落の前後にスペースを追加する」設定が含まれているためです。これを変更するには、以下の手順を試してみてください。
- 見出しを設定した部分を選択します。
- 「書式」→「行間」→「カスタム」を選択します。
- 「段落前」と「段落後」の値を0に設定します。
これで、見出しの前後のスペースがなくなり、行間が狭くなります。
目次を作成した後、見出しを追加した場合、目次は自動で更新されますか？
目次は自動では更新されません。見出しを追加した後は、目次を手動で更新する必要があります。
1. 目次をクリックします。
2. 表示される更新アイコンをクリックします。
これで、目次が最新の状態に更新されます。
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まとめ
Googleドキュメントの見出し機能をうまく活用することで、文書が整理され、読みやすくなります。見出しの設定方法や目次の作成方法を覚えて、ぜひ実践してみてください。文書作成がよりスムーズに、効率的に行えるようになりますよ。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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