Googleドキュメントのファイルを複製する方法

Googleドキュメントを使っていると、「このファイルをコピーして使いたい」と思うこと、ありませんか？例えば、テンプレートとして使いたいときや、同じ内容で少しだけ変更したいときなど。そんなときに便利なのが「コピーを作成」機能です。

今回は、パソコンとスマホの両方で、Googleドキュメントのファイルを簡単に複製する方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

Googleドキュメントのファイルを複製する方法
1. パソコンでの手順
2. スマホでの手順
コピーを作成する際の注意点
Googleドキュメントのコピーを自動で作成する方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Googleドキュメントのファイルを複製する方法

Googleドキュメントのイメージ

パソコンでの手順

Googleドキュメントをパソコンで使っている方は、以下の手順でファイルを複製できます。

Googleドキュメントを開き、複製したいファイルを表示します。
画面上部の「ファイル」メニューをクリックします。
「コピーを作成」を選択します。
新しいファイル名を入力し、保存先のフォルダを指定します。
「OK」をクリックすると、指定した場所にコピーが作成されます。

これで、元のファイルとは別に新しいファイルが作成されます。

スマホでの手順

スマホでも簡単にファイルを複製できます。以下の手順で試してみてください。

Googleドキュメントアプリを開き、複製したいファイルを表示します。
画面右上の「︙」メニューをタップします。
「コピーを作成」を選択します。
新しいファイル名を入力し、「OK」をタップします。

これで、スマホでも新しいファイルが作成されます。

コピーを作成する際の注意点

ファイルをコピーする際には、いくつかの点に注意しましょう。

コメントと提案の引き継ぎ元のファイルのコメントや提案は、デフォルトではコピーされません。必要に応じて、「コメントと提案をコピーする」オプションを選択してください。
共有設定の引き継ぎ元のファイルの共有設定はコピーには引き継がれません。新しいファイルを他のユーザーと共有する場合は、再度共有設定を行う必要があります。
ファイル名の変更コピーを作成する際には、元のファイルと区別できるようにファイル名を変更することをおすすめします。

Googleドキュメントのコピーを自動で作成する方法

複数のファイルを一度にコピーしたい場合や、自動でコピーを作成したい場合には、Google Apps Script（GAS）を使用する方法があります。これは少し高度な方法ですが、繰り返し作業を効率化するのに役立ちます。

例えば、以下のようなスクリプトを使用することで、指定した数だけファイルのコピーを自動で作成できます。

function copyFiles() {
  const id = "ファイルID"; // コピー元となるファイルのID
  const n = 5; // コピーするファイル数

  const fileBase = DriveApp.getFileById(id);
  const nameBase = fileBase.getName();

  for (let i = 0; i < n; i++) {
    const nameNew = `${nameBase}_${i + 1}`;
    fileBase.makeCopy(nameNew);
  }
}

このスクリプトをGoogle Apps Scriptエディタに貼り付けて実行することで、指定した数だけファイルのコピーを作成できます。