知られざるVBAでGmailに添付ファイルを自動送信！簡単ステップでメール作成

Excelで作業していると、Gmailに複数の添付ファイルを送信したいシーンがよくあります。手動で添付ファイルを一つずつ選んで送るのは時間がかかり、面倒ですよね。もし、VBA（Visual Basic for Applications）を活用すれば、効率的に、かつ一度に複数のファイルを添付してメールを送信することができます。本記事では、そんな便利なVBAを使ったGmailでの添付ファイル送信方法を、初心者でもわかりやすく解説します。

VBAを使ってGmailに添付ファイルを送信する理由
ExcelとVBAを使ってGmailに添付ファイルを送る方法
vba gmail 添付ファイルに関する疑問解決
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まとめ

VBAを使ってGmailに添付ファイルを送信する理由

Gmailのイメージ

まずは、なぜVBAを使ってGmailに添付ファイルを送信する方法を学ぶべきなのか、その利点を見ていきましょう。

手動送信の手間を削減

手動で添付ファイルを複数選んで送るのは、少し手間がかかります。特に、大量のファイルを送信する場合、一つずつ選択するのは非効率的です。VBAを使用すれば、複数のファイルを一度に添付し、送信する手間を省くことができます。

効率化と時間短縮

VBAを使うことで、毎回手動で添付ファイルを選んで送信する時間を大幅に削減できます。業務で大量のメールを送る場合、VBAで一括処理する方法は、特に生産性向上に役立ちます。

自動化によるエラー削減

手動でメールを送る際には、添付ファイルを入れ忘れたり、宛先を間違えたりすることもあります。VBAを使って自動化することで、これらのエラーを減らし、確実に必要なファイルを送信できます。

ExcelとVBAを使ってGmailに添付ファイルを送る方法

ここでは、具体的にExcelを使ってGmailに複数の添付ファイルを送信する手順を詳しく解説します。

VBAの準備をする

まず最初に、ExcelでVBAを利用するための準備が必要です。まずは、VBAエディタを開きましょう。

Excelを開き、「開発タブ」を選択します。
「挿入」から「コマンドボタン（ActiveXコントロール）」を選び、シート上にボタンを配置します。
コマンドボタンを右クリックし、「コードの表示」を選択してVBAエディタを開きます。

参照設定を行う

Gmailに送信するためには、Outlookを経由する必要があります。VBAでOutlookを操作するための設定を行いましょう。

VBAエディタ内で、「ツール」→「参照設定」を選択します。
「Microsoft Outlook Object Library」にチェックを入れ、OKをクリックします。

VBAコードを入力する

次に、実際にGmailに添付ファイルを送信するためのコードを入力します。以下のコードをVBAエディタに貼り付けてください。

vba

Sub SendMailWithAttachments()

Dim OutApp As Object

Dim OutMail As Object

Dim FilePath As String

Dim Attachments As Variant
 'Outlookを開く

Set OutApp = CreateObject("Outlook.Application")

Set OutMail = OutApp.CreateItem(0)
 'メール設定

OutMail.To = "recipient@gmail.com"

OutMail.Subject = "メールの件名"

OutMail.HTMLBody = "メール本文"
 '添付ファイルを追加

Attachments = Array("C:\path\to\file1.pdf", "C:\path\to\file2.jpg")

For i = LBound(Attachments) To UBound(Attachments)

OutMail.Attachments.Add Attachments(i)

Next i