メルマガを送る際、添付ファイルも一緒に送信したい場合、どうしても面倒な作業が多くなりがちです。特に、複数の宛先に異なる添付ファイルを送る場合はさらに複雑になります。ですが、実は簡単に効率よくメールと添付ファイルを一括で送信する方法があります。この方法を使えば、手間が省け、時間を大幅に節約できます。今回は、GmailとThunderbirdを使った「添付ファイルをローカルから一括で送信する」方法を完全ガイドします。
メール配信の手間を一気に解決!ローカルから添付ファイルを送る方法
メールを一括送信する際、いくつかの課題があります。特に「添付ファイルをどう管理するか?」という点が、手間のかかる部分です。例えば、添付ファイルを1件ずつ手動で付けるのは時間がかかり、効率が悪いですよね。さらに、同じファイルを複数の宛先に送る際、誤送信を防ぐためにどのファイルを誰に送るかの管理も大切です。
そこで役立つのが、GmailとThunderbirdの「Mail Merge」機能です。これを使うことで、ローカルに保存しているファイルを一括で送信でき、しかも各受信者に個別に異なる添付ファイルを付けることも可能です。
GmailとThunderbirdでの添付ファイル一括送信の準備
メール一括送信をスムーズに行うためには、まずいくつかの準備が必要です。ここでは、必要なツールとその設定方法について説明します。
必要なツール
最初に必要なツールとして、以下の2つが挙げられます
- Thunderbird(メールクライアント)
- Mail Merge(Thunderbirdのアドオン)
これらは、複数の受信者に一度にメールを送る際に、個別の宛名や添付ファイルを管理するのに非常に便利です。
CSVファイルを作成する
GmailやThunderbirdで一括送信するには、宛先や添付ファイルの情報をCSVファイルにまとめる必要があります。このCSVには以下の内容を含めます
- メールアドレス
- 宛名
- 添付ファイルのファイル名(拡張子まで記載)
実際には、CSVファイルの1行目に項目名を、2行目以降に各データを入力します。例えば、こんな感じです
| メールアドレス | 名前 | 添付ファイル |
|---|---|---|
| example1@example.com | 佐藤様 | ファイル1.pdf |
| example2@example.com | 鈴木様 | ファイル2.pdf |
CSVファイルを正しく作成しておくことで、Mail Mergeを使ってスムーズに送信作業が進みます。
Thunderbirdでの設定とメール送信手順
次に、実際にThunderbirdを使ってGmailに添付ファイルを一括送信するための手順を説明します。ここでは、Mail Mergeを使って簡単に行える方法を紹介します。
Thunderbirdの設定
まず、Thunderbirdに必要なアドオン「Mail Merge」をインストールしましょう。このアドオンがあれば、CSVファイルを使って一括送信ができます。
メールの作成
1. メール作成画面を開く
Thunderbirdを開き、新しいメールを作成します。宛先に「{{e-mail}}」と書いておくと、CSVファイルに記載されたメールアドレスに自動で置き換わります。
2. メール本文を入力
例えば、「{{Name}} 様」と記載すると、CSVファイルに記載された名前が自動で挿入されます。
Mail Mergeの設定
1. CSVファイルを指定
「Mail Merge」の設定画面で、CSVファイルを指定します。ここで「添付ファイル」の欄に、送りたいファイルを指定します。CSVファイルに記載されたファイル名と一致するファイルが添付されます。
2. 添付ファイルを選択
CSVに記載されたファイル名に合わせて、実際のファイルを指定します。このとき、ファイル名は拡張子も含めて正確に入力しておく必要があります。
送信方法の選択
メールの準備が整ったら、送信のタイミングを決めます。すぐに送信する場合は「Send Now」、後で送信する場合は「Send Later」を選びます。
Gmailで添付ファイルが正しく送信されているか確認
送信前に必ず確認しておくべきポイントがあります。
確認画面でのチェック
Mail Mergeの設定画面にある「Message」をクリックすると、送信前にプレビューが表示されます。ここで、宛先や名前、添付ファイルが正しく反映されているかを確認しましょう。
個別の添付ファイルの確認
個別に異なるファイルを送る場合、その人の行に対応したファイルが正しく添付されているか確認することができます。もし誤って違うファイルを添付してしまった場合でも、ここで簡単に確認・修正できます。
gas gmail 添付ファイル ローカルに関する疑問解決
CSVファイルに含めるべき項目は?
CSVファイルには、メールアドレスや名前、添付ファイル名を必ず記載しましょう。これらが正しく設定されていないと、メールが正しく送信できません。
Mail Mergeを使う際の注意点は?
Mail Mergeを使うときは、送信する前に必ず「Message」で内容を確認してください。これにより、誤送信や添付ファイルの不一致を防ぐことができます。
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まとめ
Gmailでローカルの添付ファイルを一括送信する方法は、最初の設定こそ少し手間がかかりますが、Mail Mergeを使えば後は非常にスムーズに作業を進められます。特に、複数の受信者に異なるファイルを送る場合、効率よく作業ができるので時間を大幅に節約できます。CSVファイルの管理や送信前の確認を怠らず、是非この方法を試してみてください。





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