Gmailで改行できない問題を完全解決！スプレッドシートから直接送信先付き定型文を送る方法

Gmailで改行がうまく反映されない、スプレッドシートから直接メールを送信したい、そんな悩みを抱えていませんか？この記事では、これらの問題を一挙に解決する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。

Gmailで改行ができない理由とその対策
スプレッドシートからGmailへ定型文を送信する方法
改行を正しく反映させるための注意点
よくある質問
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Gmailで改行ができない理由とその対策

Gmailのイメージ

Gmailで改行が反映されない主な原因は、改行コードの違いにあります。具体的には、Gmailが使用する改行コード（CRLF）と、Googleスプレッドシートが使用する改行コード（LF）が異なるため、改行が正しく表示されないことがあります。

この問題を解決するためには、以下の方法があります

ここがポイント！

セルごとコピーするスプレッドシートのセルをそのままコピーしてGmailに貼り付けると、改行が正しく反映されることがあります。
書式なしでペーストするCtrl + Shift + V（Macの場合はCommand + Shift + V）で書式なしで貼り付けると、改行が保持されることがあります。
メモ帳を経由する一度メモ帳に貼り付けてから、再度Gmailに貼り付けることで、改行が正しく反映されることがあります。

これらの方法を試しても問題が解決しない場合、Gmailの設定やブラウザのキャッシュを確認することをおすすめします。

スプレッドシートからGmailへ定型文を送信する方法

スプレッドシートから直接Gmailに定型文を送信するには、Google Apps Script（GAS）を使用する方法が一般的です。以下に、基本的な手順を示します

Googleスプレッドシートを開く送信先のメールアドレスや定型文が入力されているシートを開きます。
Google Apps Scriptを開くスプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。

スクリプトを作成する以下のようなスクリプトを入力します

  function sendEmails() {
    var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName("シート名");
    var startRow = 2;  // データが始まる行番号
    var numRows = sheet.getLastRow() - 1;  // データの行数
    var dataRange = sheet.getRange(startRow, 1, numRows, 3);  // メールアドレス、件名、本文の列を指定
    var data = dataRange.getValues();
    for (var i = 0; i < data.length; ++i) {
      var row = data;
      var emailAddress = row;  // メールアドレス
      var subject = row;  // 件名
      var message = row;  // 本文
      MailApp.sendEmail(emailAddress, subject, message);
    }
  }

スクリプトを実行する作成したスクリプトを保存し、実行します。初回実行時には権限の承認が必要です。

この方法を使用することで、スプレッドシートに入力された情報をもとに、複数の宛先に一括でメールを送信することができます。

改行を正しく反映させるための注意点

改行を正しく反映させるためには、以下の点に注意してください

改行コードの統一スプレッドシートで使用する改行コード（LF）と、Gmailで使用する改行コード（CRLF）が異なるため、改行が正しく表示されないことがあります。スクリプト内で改行コードを統一することで、この問題を解決できます。
メール形式の設定Gmailの設定で、メールの形式を「リッチテキスト」に設定することで、改行が正しく表示されることがあります。
ブラウザの互換性使用しているブラウザによって、改行の挙動が異なることがあります。複数のブラウザで動作を確認することをおすすめします。