Excelでエラーを除いて合計を求める方法【初心者向け解決ガイド】

皆さん、こんにちは！今日は、Excelを使っているときに、エラーが含まれているデータの合計を求める方法についてお話しします。例えば、データの中にエラーがあると、通常の合計関数（SUM関数）では正しい結果が得られないことがあります。そんなとき、どうすればエラーを無視して合計を計算できるのでしょうか？今回は、その方法をわかりやすく解説します。

エラーが合計に影響する理由

Excelのイメージ

まず、なぜエラーが合計に影響するのかを理解しましょう。ExcelでSUM関数を使って合計を求める際、範囲内にエラー値が含まれていると、計算結果もエラーとなってしまいます。これは、SUM関数がエラーを処理できないためです。例えば、以下のようなデータがあるとします。

この場合、SUM関数を使って合計を求めると、エラーが含まれているため結果もエラーになってしまいます。

エラーを無視して合計を求める方法

では、エラーを無視して合計を求めるにはどうすれば良いのでしょうか？主な方法を3つご紹介します。

1. AGGREGATE関数を使用する

AGGREGATE関数は、エラー値や非表示の行を無視して集計を行うことができる便利な関数です。以下の手順で使用します。

ここで、9は「SUM」を意味し、6は「エラー値を無視する」を指定しています。例えば、A1からA10までの範囲の合計を求める場合、=AGGREGATE(9, 6, A1:A10) と入力します。これにより、エラーを無視して合計を計算できます。

2. SUMIF関数を使用する

SUMIF関数を使って、特定の条件を満たすセルだけを合計する方法もあります。エラー以外の数値を合計するには、以下のように入力します。

この数式では、0より大きい数値のみを合計します。ただし、マイナスの値も含めたい場合は、条件を調整する必要があります。

3. IFERROR関数を使用する

IFERROR関数を使って、エラーが発生した場合に別の値を返すように設定することも可能です。以下の手順で行います。

この数式では、エラーがあるセルを0として扱い、合計を計算します。

よくある質問や疑問

Q1: AGGREGATE関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

AGGREGATE関数は、Excel 2010以降のバージョンで使用可能です。

Q2: SUMIF関数でエラーを無視する際、マイナスの値も合計に含めるにはどうすれば良いですか？

マイナスの値も含めてエラーを無視する場合、SUMIF関数の条件を調整する必要があります。例えば、数値であるセルのみを合計するように設定することが考えられます。

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まとめ

Excelでエラーを含むデータの合計を求める際には、AGGREGATE関数、SUMIF関数、IFERROR関数などを活用することで、エラーを無視して正確な合計を計算することができます。これらの関数を適切に使い分けることで、作業効率を向上させることができます。ぜひ試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。