皆さん、Excelを使っていて「VLOOKUP」という関数を耳にしたことがあるかと思います。通常、この関数は左から右へデータを検索する際に使用しますが、逆に右から左へ検索したい場合、どうすれば良いのでしょうか？今回は、その方法を初心者の方にも分かりやすく解説します。
VLOOKUP関数の基本と制約
Excelのイメージ
まず、VLOOKUP関数の基本をおさらいしましょう。VLOOKUPは、指定した値をリストの左端の列から探し出し、その行の中で指定した列の値を返す関数です。しかし、この関数には制約があり、検索する列は必ず参照範囲の最左列でなければならないという点です。つまり、右側の列から左側の列の値を取得する、いわゆる「逆方向の検索」は直接的にはできません。
逆方向の検索を可能にする方法
では、どのようにして逆方向の検索を実現するのでしょうか？主に以下の3つの方法があります。
1. INDEX関数とMATCH関数の組み合わせ
INDEX関数は、指定した行と列の交差点にある値を返す関数です。MATCH関数は、指定した値が範囲内のどの位置にあるかを返す関数です。この2つを組み合わせることで、逆方向の検索が可能となります。
例えば、以下のような表があるとします。
| 商品ID | 商品名 |
|---|---|
| 101 | りんご |
| 102 | みかん |
| 103 | ぶどう |
この場合、商品名から商品IDを取得するには、以下のように入力します。
=INDEX(A4, MATCH("みかん", B2:B4, 0))
この式では、MATCH関数で「みかん」がB2:B4のどこにあるかを探し、その位置をINDEX関数でA4から取得しています。
2. XLOOKUP関数の利用
XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数の進化版とも言える関数で、左右どちらの方向にも検索が可能です。例えば、先ほどの表で「ぶどう」の商品IDを取得するには、以下のように入力します。
=XLOOKUP("ぶどう", B2:B4, A4)
この関数を使用することで、簡単に逆方向の検索が可能となります。
3. CHOOSE関数を使った方法
CHOOSE関数を使用して、列の順序を入れ替える方法もあります。例えば、以下のように入力します。
=VLOOKUP("ぶどう", CHOOSE({1,2}, B2:B4, A4), 2, FALSE)
この式では、CHOOSE関数を使ってB列とA列の順序を入れ替え、VLOOKUP関数で検索しています。
具体例商品名から商品IDを取得する
では、実際に商品名から商品IDを取得する例を見てみましょう。以下のような商品リストがあるとします。
| 商品ID | 商品名 |
|---|---|
| 201 | バナナ |
| 202 | イチゴ |
| 203 | メロン |
このリストから「イチゴ」の商品IDを取得するには、以下のように入力します。
=INDEX(A2:A4, MATCH("イチゴ", B2:B4, 0))
この式を入力すると、結果として「202」が返されます。
よくある質問や疑問
Q1: VLOOKUP関数で逆方向の検索は本当にできないのですか？
はい、VLOOKUP関数自体には制約があり、参照範囲の最左列から右方向への検索しかできません。しかし、他の関数を組み合わせることで、逆方向の検索を実現することが可能です。
Q2: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？
XLOOKUP関数は、Microsoft 365およびExcel 2021以降のバージョンで利用可能です。古いバージョンのExcelをご利用の場合は、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせを使用することをおすすめします。
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します！
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない！」
あなたはこんな経験はありませんか？
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間（約9日分の働く時間！）を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決！
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか？Excelでのデータ検索は、業務効率化において非常に重要なスキルです。今回ご紹介した方法を活用して、データの逆方向検索をマスターし、日々の業務に役立ててください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
コメント