ExcelのVLOOKUP関数での曖昧検索方法

皆さん、こんにちは。今回は、Excelでデータを検索する際によく使用されるVLOOKUP関数についてお話しします。特に、完全一致しないデータを検索する「曖昧検索」の方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数について簡単に説明します。これは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中で指定した列の値を返す関数です。例えば、社員名簿から特定の社員の電話番号を取得する際などに使用されます。

VLOOKUP関数の基本的な構文

– 検索値探したい値
– 範囲検索する表の範囲
– 列番号取得したい値がある列の番号
– 検索の型TRUE（近似一致）またはFALSE（完全一致）

VLOOKUP関数での曖昧検索の方法

通常、VLOOKUP関数は完全一致の検索に使用されますが、少し工夫することで曖昧検索も可能です。以下に、その方法をいくつか紹介します。

1. ワイルドカードを使用した部分一致検索

VLOOKUP関数でワイルドカード（`*`）を使用することで、部分一致の検索が可能です。例えば、「山田」という名前を含むデータを検索したい場合、以下のように入力します。

この方法では、名前の前後に何があっても「山田」を含むデータを検索できます。

2. データの前処理を行う方法

データ自体に規則性がある場合、その規則性を利用して検索を行うことも可能です。例えば、データの末尾に特定の文字列が付いている場合、その部分を削除してから検索する方法があります。

この式では、`A1`の値から末尾2文字を削除した値を検索しています。

よくある質問や疑問

VLOOKUP関数で大文字と小文字を区別して検索できますか？

残念ながら、VLOOKUP関数は大文字と小文字を区別しません。しかし、EXACT関数と組み合わせることで、大文字小文字を区別した検索が可能です。

検索値が範囲内に存在しない場合、エラーを回避する方法はありますか？

はい、IFERROR関数を使用することで、エラー時に指定した値を返すようにできます。

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まとめ

VLOOKUP関数は非常に便利な関数ですが、少し工夫することで曖昧検索も可能となります。今回紹介した方法を活用して、Excelでのデータ検索をより効率的に行ってみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。