Excel VBAで日付を扱う際に最も基本的な関数の一つが「CDate関数」です。しかし、この関数の使い方を完全にマスターしている人は意外に少ないかもしれません。日付型（Date型）の変換をうまく活用すれば、あなたのVBAスクリプトは格段に効率よく、エラーが少なくなります。本記事では、「CDate関数」の基本的な使い方から応用方法、注意点まで、実践的な例とともに解説します。VBAを駆使して日付操作をマスターし、業務の効率化を目指しましょう。
VBAのCDate関数とは？ 基本の使い方をマスターしよう
Excelのイメージ
まずは「CDate関数」の基本から押さえましょう。この関数は、文字列や数値を日付型（Date型）に変換するための関数です。VBAでは日付を扱う場面が多いため、この関数を理解しておくことは非常に重要です。
CDate関数のシンプルな使い方
CDate関数を使う最もシンプルな方法は、文字列や数値を日付型に変換することです。例えば、次のように使います
vba
Dim myDate As Date
myDate = CDate("2025/11/05")
このコードは、「2025/11/05」という文字列を日付型に変換し、変数`myDate`に代入します。
数値（シリアル値）を日付型に変換する
VBAでは、日付も実は数値として扱われています。これは「シリアル値」と呼ばれ、1900年1月1日からの経過日数として表されます。例えば、「1」は1900年1月1日を意味します。このシリアル値を日付に変換するのもCDate関数の役割です。
vba
Dim myDate As Date
myDate = CDate(43905) ' 2025/11/05に相当
このコードでは、数値「43905」が日付「2025/11/05」として変換されます。シリアル値を使うことで、Excelの内部で日付を扱いやすくなります。
CDateとDateValue関数の違い
実は、日付型に変換する関数はCDateだけではありません。「DateValue関数」も文字列を日付型に変換しますが、CDateは数値（シリアル値）にも対応しています。つまり、CDate関数はDateValue関数の上位互換と言えるでしょう。
vba
Dim myDate As Date
myDate = CDate("2025/11/05") ' DateValue関数と同じ動き
DateValue関数を使う場合は、文字列のみ対応していますが、CDateは文字列とシリアル値両方に対応しているため、汎用性が高いのです。
日付型を扱う際のベストプラクティス
日付型を使う際には、コードをより読みやすく、エラーを減らすためのポイントがあります。以下に、VBAで日付型を取り扱うためのベストプラクティスを紹介します。
変数にDate型を明示的に設定しよう
CDate関数を使う場合でも、基本的にはDate型の変数に代入して処理を行うことが重要です。これにより、変数が日付であることが明確になり、コードが読みやすくなります。
vba
Dim myDate As Date
myDate = CDate("2025/11/05")
日付を扱う際は、文字列や数値をCDateで変換する前に、必ずDate型の変数を用意しましょう。これにより、VBAの自動型変換に頼らず、明示的に日付型として扱うことができます。
Variant型を使う場合の注意点
もし、Variant型の変数に日付を代入したい場合は、CDate関数を使用することが必要になります。Variant型は柔軟な型であるため、データ型が自動的に変換されますが、日付を確実に扱いたい場合はCDate関数を使って明示的に変換することをお勧めします。
vba
Dim myVar As Variant
myVar = CDate("2025/11/05") ' Variant型に日付を代入
これにより、Variant型でも日付として扱えるようになります。
CDate関数が活躍する場面
CDate関数を使用する場面は、他の型変換関数では対応できない場合です。例えば、文字列の形式が異なる場合や、シリアル値で日付を処理したいときなどです。CDate関数を使うことで、柔軟に日付を処理することができます。
Excel VBA 日付に関する疑問解決
Excel VBAで日付を扱う際に、よくある疑問を解決します。
Q1: 日付の形式が違う場合、どう扱うべきか？
日付の形式が異なる場合、例えば「YYYY/MM/DD」と「MM/DD/YYYY」など、CDate関数は最も一般的な日付形式に自動的に対応します。しかし、もし特定の形式で処理したい場合は、DateValue関数やVBAでの文字列操作を駆使することが有効です。
Q2: シリアル値を日付として扱う場合、どんな注意点があるか？
シリアル値を扱う場合、1900年1月1日が「1」として扱われることを覚えておきましょう。シリアル値が大きすぎると、意図した日付ではなくなってしまうことがありますので、適切な範囲内でシリアル値を使用するようにしましょう。
Excelのことまだまだ分からない！どうしたらいい？
Excelのことがわからないから「もっと知りたい！」って方は、当サイト「となりのパソコン・スマホ教室」にヒントが必ずあります。
当サイトはパソコンやスマートフォンに関する「あなたのわからない」を解決するためのサイトです。
初心者がぶつかるであろう悩みや専門的な記事など毎日更新しています。
なので、あなたの悩みを解決する糸口がきっとあります！
下記のリンクからそれを探し出してください！Excel関係の記事は下記のリンクから見ることができます。
Excelの記事一覧はこちらからご覧いただけます
って言うのはちょっと乱暴でしたね。記事を１つ１つ探していたら時間かかりますもんね。
上記のリンク以外にも下記の検索ボックスにキーワードを入力してもらえれば、すっとあなたが悩んでいることを解決できる記事を探し出すことができますので、そちらをご活用ください。
まだ記事がない場合や自分の悩みを解決できない場合は、公式LINEから質問をしていただくか、本記事のコメント欄に書いていただくかしていただければ返信させていただきます。
1人1人悩みは違いますからね。
公式LINEの方が確認するのも返信も早いので、LINEから質問を飛ばしてもらえると助かります。
あと宣伝ですが、新しくAI情報に特化した「生成AIニスト(https://m32006400n.com)」というサイトを立ち上げましたのでChatGPTやGoogle Geminiをはじめとした生成AIの情報を知りたいという方はそちらも是非ご覧いただけたら幸いです。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい！どうしたらいい？
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します！
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない！」
あなたはこんな経験はありませんか？
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間（約9日分の働く時間！）を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決！
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
VBAで日付型（Date型）を扱うために最も基本的な関数である「CDate関数」をマスターすることで、日付の変換や処理が効率よく行えるようになります。CDateは文字列や数値（シリアル値）の両方に対応し、特にシリアル値の扱いが得意です。日付を扱う際は、明示的にDate型の変数を用意することがベストプラクティスです。
日付操作をしっかり理解すれば、VBAでのプログラムがよりスムーズに動き、エラーを減らすことができます。実際の業務でも日付操作は頻繁に発生しますので、この機能を活用して、あなたのVBAスクリプトをさらにパワフルにしましょう！
コメント