グラフを作成したとき、凡例(グラフの横に表示される「青」「赤」「緑」などのラベル)がたくさん並んで、見づらくなっていませんか?特に、同じような項目が並んでいると、どれがどのデータか混乱してしまいますよね。今回は、そんな悩みを解決するために、Excelでグラフの凡例をまとめて、スッキリと見やすくする方法をお伝えします。
凡例をまとめるってどういうこと?
まず、「凡例をまとめる」とは、複数の項目を一つの名前に統合して表示することです。例えば、「商品A」「商品B」「商品C」の3つを「製品群」としてまとめることで、グラフがシンプルになり、見やすくなります。
凡例をまとめる方法
凡例をまとめる方法には、主に2つの方法があります。
方法1データ表の名前を変更する
- Excelのデータ表で、まとめたい項目のセルをクリックします。
- セルの内容を変更します。例えば、「商品A」を「製品群」と入力します。
- グラフに戻ると、凡例も自動的に「製品群」に変更されます。
この方法は、データ表の内容も一緒に変更したいときに便利です。
方法2グラフの設定から変更する
- グラフをクリックして選択します。
- リボンの「グラフのデザイン」タブをクリックし、「データの選択」を選びます。
- 「データソースの選択」ウィンドウが開いたら、「凡例項目(系列)」の中からまとめたい項目を選び、「編集」をクリックします。
- 「系列名」に新しい名前(例「製品群」)を入力し、「OK」をクリックします。
- 他の項目も同様に編集し、「OK」をクリックして完了です。
この方法は、データ表を変更せずにグラフだけを調整したいときに便利です。
凡例の順番を変更する方法
凡例の順番を変更することで、グラフの見やすさが向上します。順番を変更するには、以下の手順を試してみてください。
- グラフをクリックして選択します。
- リボンの「グラフのデザイン」タブをクリックし、「データの選択」を選びます。
- 「データソースの選択」ウィンドウが開いたら、「凡例項目(系列)」の中から順番を変更したい項目を選び、「上へ移動」または「下へ移動」をクリックします。
- 順番を調整したら、「OK」をクリックして完了です。
よくある質問や疑問
Q: 凡例を非表示にするにはどうすればいいですか?
グラフをクリックして選択し、リボンの「グラフのデザイン」タブをクリックします。次に、「グラフ要素を追加」をクリックし、「凡例」を選択します。表示されるメニューから「なし」を選ぶと、凡例が非表示になります。
Q: 凡例の位置を変更するにはどうすればいいですか?
グラフをクリックして選択し、リボンの「グラフのデザイン」タブをクリックします。次に、「グラフ要素を追加」をクリックし、「凡例」を選択します。表示されるメニューから「右」「上」「左」「下」など、希望する位置を選ぶと、凡例がその位置に移動します。
Q: 複数の凡例を一つにまとめることはできますか?
はい、可能です。前述の方法で、複数の項目を一つの名前に変更することで、複数の凡例を一つにまとめることができます。
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まとめ
Excelでグラフの凡例をまとめることで、グラフがスッキリと見やすくなります。データ表の名前を変更する方法と、グラフの設定から変更する方法の2つがありますので、状況に応じて使い分けてください。凡例の順番や位置も調整することで、さらに見やすいグラフを作成できます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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