Excelのプルダウンリストをショートカットで簡単に操作する方法

Excelでプルダウンリストを使うと、データ入力がとても楽になりますよね。でも、マウスを使わずにキーボードだけで操作できたら、もっと効率的に作業が進むと思いませんか？今回は、初心者の方でもわかりやすく、Excelのプルダウンリストをショートカットキーで操作する方法をご紹介します。

プルダウンリストって何？
プルダウンリストをショートカットで操作する方法
プルダウンリストを作成するショートカット
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

プルダウンリストって何？

Excelのイメージ

プルダウンリストとは、あらかじめ設定した選択肢から項目を選べるようにするExcelの機能です。例えば、セルに「参加」「不参加」「未定」などの選択肢を表示させて、入力ミスを防ぐことができます。

プルダウンリストをショートカットで操作する方法

プルダウンリストを使うとき、マウスを使わずにキーボードだけで操作することで、作業がとてもスムーズになります。以下の手順で試してみてください。

プルダウンリストを開く

プルダウンリストが設定されているセルを選択した状態で、Alt + ↓キーを押します。すると、リストが表示されます。

項目を選択する

リストが表示されたら、↑または↓キーで項目を上下に移動し、選択したい項目がハイライトされたら、Enterキーを押して確定します。

キャンセルする

リストを表示したけれど、入力をやめたいときは、Escキーを押すと、リストが閉じて入力前の状態に戻ります。

次のセルに移動する

リストから項目を選択したら、↓キーを押すことで、次のセルに移動できます。これで、連続してデータを入力する際もスムーズに作業が進みます。

プルダウンリストを作成するショートカット

プルダウンリストをまだ作成していない場合でも、ショートカットを使って簡単に設定できます。

プルダウンリストを設定したいセルを選択します。
Alt + A + V + Vキーを順番に押して、「データの入力規則」ダイアログボックスを開きます。
「入力値の種類(A)」を「リスト」に変更します。
「元の値(S)」に、リストに表示させたい項目をカンマで区切って入力します。例えば、「参加,不参加,未定」と入力します。
「OK」ボタンをクリックして、設定を完了します。

これで、選択したセルにプルダウンリストが設定されました。

よくある質問や疑問

Q1: プルダウンリストを解除するにはどうすればいいですか？

プルダウンリストを解除したいセルを選択し、Alt + A + V + Vキーを押して「データの入力規則」ダイアログボックスを開きます。次に、Alt + Cキーを押して「すべてクリア(C)」を選択し、Tabキーで「OK」ボタンに移動して、Enterキーを押すと、プルダウンリストが解除されます。

Q2: プルダウンリストの項目を後から追加するにはどうすればいいですか？

プルダウンリストの項目を追加するには、リストの元となるセル範囲を拡張する必要があります。リストがセル参照で設定されている場合、元のリストに新しい項目を追加し、範囲を再設定してください。直接入力で設定されている場合は、「元の値(S)」に新しい項目をカンマで区切って追加し、Enterキーを押して確定します。