ExcelのVLOOKUP関数で#VALUE!エラーを解決する方法【初心者向け解決ガイド】

皆さん、Excelを使っていて「VLOOKUP関数」を試したことはありますか？データを効率的に検索するのにとても便利な関数ですが、時々「#VALUE!」というエラーが表示されて困った経験はありませんか？今日は、この「#VALUE!エラー」の原因と、その解決方法をわかりやすくお伝えします。

VLOOKUP関数とは？基本をおさらい

Excelのイメージ

まずは、VLOOKUP関数の基本を確認しておきましょう。VLOOKUPは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中から指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードから商品名や価格を取得する際に役立ちます。

VLOOKUP関数は、以下の4つの引数で構成されています

VLOOKUP関数を使用していると、「#VALUE!」というエラーが表示されることがあります。主な原因は以下の通りです

列番号（col_index_num）は、検索範囲内で1以上の整数で指定する必要があります。例えば、範囲がA列からC列までの場合、A列は1、B列は2、C列は3となります。もし、列番号に0や負の数、または範囲外の数値を指定すると、#VALUE!エラーが発生します。

検索値（lookup_value）が255文字を超えると、VLOOKUP関数は#VALUE!エラーを返します。これは、関数の仕様による制限です。

例えば、検索値が数値で、検索範囲のデータが文字列として保存されている場合、データ型の不一致によりエラーが発生することがあります。

では、これらの原因に対する解決策を見ていきましょう。

列番号が正しく指定されているか確認しましょう。例えば、範囲がA列からC列までの場合、取得したいデータがB列にあるなら、列番号は2を指定します。列番号が1未満や範囲外の数値になっていないかチェックしましょう。

検索値が255文字以内であることを確認してください。もし255文字を超える場合は、検索値を短くするか、他の関数（例えば、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせ）を検討する必要があります。

検索値と検索範囲のデータ型が一致しているか確認します。例えば、両方とも数値型、または両方とも文字列型である必要があります。必要に応じて、データ型を変換する関数（例えば、VALUE関数やTEXT関数）を使用して一致させましょう。

#N/Aエラーは、検索値が検索範囲内で見つからない場合に表示されます。これは、検索値が存在しないか、データの入力ミス、または検索方法が適切でない場合に発生します。

はい、IFERROR関数を組み合わせることで、エラーが発生した際に指定した値（例えば、空白や「該当なし」など）を表示させることができます。例えば、=IFERROR(VLOOKUP(…), “該当なし”)のように使用します。

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VLOOKUP関数は非常に便利なツールですが、エラーが発生すると作業が滞ってしまいます。今回ご紹介した原因と対策を参考に、エラーを解消して効率的に作業を進めてください。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。