こんにちは!今日は、Excelのピボットテーブルを使っているけれど、データ更新がうまくいかない、あるいは毎回手動で更新するのが面倒だと感じている方に向けて、わかりやすく解説しますね。
ピボットテーブルの更新が必要な理由
ピボットテーブルは、データを集計して視覚的に分析するための強力なツールですが、元データが変更された場合(例えば、新しい行や列を追加したときなど)、ピボットテーブルは自動的には更新されません。これを放置すると、古いデータのままで集計結果が表示されてしまいます。
ピボットテーブルの更新方法
ピボットテーブルを更新する方法はいくつかありますが、初心者の方でも簡単にできる方法を紹介します。
ショートカットキーを使う(最速の方法)
ピボットテーブル内の任意のセルをクリックして選択した状態で、以下のキーを押します
Alt + F5
これで、選択したピボットテーブルが最新のデータに更新されます。
右クリックメニューを使う
ピボットテーブル内の任意のセルを右クリックし、表示されるメニューから「更新」を選択します。これでも同様にピボットテーブルが更新されます。
リボンメニューを使う
Excelの上部にあるリボンメニューから「ピボットテーブル分析」タブをクリックし、その中の「更新」ボタンをクリックします。これでもピボットテーブルが更新されます。
複数のピボットテーブルを一度に更新する方法
複数のピボットテーブルがある場合、個別に更新するのは手間がかかります。そんなときは、以下の方法で一括更新が可能です。
ショートカットキーを使う
Ctrl + Alt + F5
これで、ブック内のすべてのピボットテーブルが一度に更新されます。
リボンメニューを使う
「ピボットテーブル分析」タブの「更新」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「すべて更新」を選択します。これでもすべてのピボットテーブルが更新されます。
データソースの範囲を変更した場合の対応方法
元データに新しい行や列を追加した場合、通常の更新ではその変更がピボットテーブルに反映されません。そんなときは、以下の手順でデータソースの範囲を変更しましょう。
- ピボットテーブル内の任意のセルをクリックして選択します。
- 「ピボットテーブル分析」タブをクリックし、「データソースの変更」ボタンをクリックします。
- 表示されるダイアログボックスで、新しいデータ範囲を指定し、「OK」をクリックします。
これで、新しいデータがピボットテーブルに反映されます。
よくある質問や疑問
Q1: 更新しても新しいデータが反映されません。どうすればいいですか?
更新後に新しいデータが反映されない場合、データソースの範囲が古いままになっている可能性があります。上記の手順でデータソースの範囲を変更してみてください。
Q2: ピボットテーブルを自動で更新する方法はありますか?
Excelの設定で、ブックを開いたときにピボットテーブルを自動的に更新するように設定できます。「ピボットテーブル分析」タブ内の「オプション」から「データ」タブを選択し、「ファイルを開いたときにデータを更新する」にチェックを入れます。
Q3: 更新時にレイアウトが崩れないようにするにはどうすればいいですか?
「ピボットテーブル分析」タブ内の「オプション」から「レイアウトと書式」タブを選択し、「更新時に列幅を自動調整する」と「更新時にセル書式を保持する」のチェックを外すことで、レイアウトの崩れを防げます。
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まとめ
ピボットテーブルの更新は、データの変更を反映させるために非常に重要です。初心者の方でも、ショートカットキーや右クリックメニュー、リボンメニューを活用することで、簡単に更新作業を行うことができます。また、データソースの範囲変更や自動更新設定を覚えておくと、さらに効率的に作業が進みます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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