Excelで「マクロ」を使うと、繰り返しの作業を自動化できてとっても便利ですよね。でも、毎回マクロの実行ボタンをクリックするのは面倒…。そんなときに役立つのが、マクロにショートカットキーを割り当てる方法です。これを覚えると、作業効率がグンとアップしますよ！
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、手順を一つずつ丁寧に解説します。パソコン操作に自信がない方も安心して進めてくださいね。
マクロにショートカットキーを割り当てる方法
Excelのイメージ
マクロのオプションを使って割り当てる方法
まずは、Excelの「開発」タブを開きます。もし「開発」タブが表示されていない場合は、以下の手順で表示できます。
- 「ファイル」タブをクリック
- 「オプション」を選択
- 「リボンのユーザー設定」をクリック
- 「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック
これで「開発」タブが表示されます。
次に、以下の手順でショートカットキーを割り当てます。
- 「開発」タブの「マクロ」をクリック
- 表示された「マクロ」ダイアログボックスで、ショートカットキーを割り当てたいマクロを選択し、「オプション」をクリック
- 「マクロのオプション」ダイアログボックスで、任意のアルファベットを入力（例Ctrl + W）
- 「OK」をクリックして設定完了
これで、設定したショートカットキーでマクロを実行できるようになります。
マクロの記録時にショートカットキーを割り当てる方法
新たにマクロを記録する際に、ショートカットキーを同時に設定することもできます。
- 「開発」タブの「マクロの記録」をクリック
- 「マクロの記録」ダイアログボックスで、マクロ名を入力し、「ショートカットキー」の欄に任意のアルファベットを入力（例Ctrl + Q）
- 「OK」をクリックして記録開始
- 記録したい操作を行い、「記録終了」をクリックして完了
これで、記録した操作が設定したショートカットキーで実行できるようになります。
VBAコードを使ってショートカットキーを割り当てる方法
VBA（Visual Basic for Applications）を使うと、より柔軟にショートカットキーを設定できます。以下のコードをVBAエディタに入力します。
vba
Sub AssignShortcutKey()
Application.OnKey "^w", "YourMacroName"
End Sub
このコードでは、Ctrl + Wに「YourMacroName」というマクロを割り当てています。必要に応じて、ショートカットキーやマクロ名を変更してください。
ショートカットキー設定時の注意点
ショートカットキーを設定する際には、以下の点に注意してください。
- 既存のショートカットキーと重複しないようにする例えば、Ctrl + Cはコピーのショートカットキーとして既に使用されているため、これを上書きしないようにしましょう。
- わかりやすいキーを選ぶ自分が忘れにくい、または直感的に思い出しやすいキーを選ぶと便利です。
- 他のアプリケーションとの競合に注意Excel以外のアプリケーションでも使用されているショートカットキーは避けた方が無難です。
よくある質問や疑問
Q1: ショートカットキーを変更したい場合、どうすればいいですか？
変更したいマクロを選択し、「オプション」をクリックして新しいキーを入力することで、簡単に変更できます。
Q2: ショートカットキーを解除したい場合はどうすればいいですか？
「マクロのオプション」ダイアログボックスで、ショートカットキーの欄を空白にして「OK」をクリックすると、解除できます。
Q3: VBAコードで設定したショートカットキーを解除するにはどうすればいいですか？
以下のコードをVBAエディタに入力して実行します。
vba
Sub RemoveShortcutKey()
Application.OnKey "^w"
End Sub
これで、Ctrl + Wのショートカットキーが解除されます。
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まとめ
Excelでマクロにショートカットキーを割り当てることで、作業効率が大幅に向上します。初心者の方でも、手順を一つずつ丁寧に進めれば、簡単に設定できます。ぜひ、日々の作業に役立ててくださいね。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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