ExcelのVLOOKUP関数で2つの条件を使う方法【初心者向け解決ガイド】

皆さん、こんにちは！今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、2つの条件でデータを検索する方法を一緒に学んでいきましょう。Excel初心者の方でも安心して取り組める内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数について簡単におさらいしましょう。VLOOKUP関数は、指定した値を縦方向に検索し、その値に対応するデータを取得するための関数です。例えば、商品コードから商品名や価格を検索する際に便利です。

通常、VLOOKUP関数は1つの条件でしか検索できませんが、工夫することで2つの条件を組み合わせて検索することが可能です。以下の手順で進めていきましょう。

まず、検索したいデータが含まれる表を用意します。例えば、以下のような商品リストがあるとします。

商品コード	色	サイズ	価格
001	赤	S	1000
001	赤	M	1100
001	青	S	1200

次に、2つの条件を組み合わせた「ヘルパーカラム」を作成します。これは、複数の条件を1つの文字列として結合するための列です。具体的には、商品コードと色を結合した列を追加します。

商品コード	色	サイズ	価格	商品コード＆色
001	赤	S	1000	001赤
001	赤	M	1100	001赤
001	青	S	1200	001青

このように、「商品コード＆色」の列を追加し、それぞれの行で商品コードと色を結合した値を入力します。例えば、「=2&B2」と入力すると、「001赤」という値が得られます。

ヘルパーカラムを作成したら、VLOOKUP関数を使ってデータを検索します。例えば、商品コードが「001」で色が「赤」の商品の価格を知りたい場合、以下のように入力します。

excel

=VLOOKUP("001赤", $E$2:$H$4, 4, FALSE)

ここで、

ここがポイント！

このように入力すると、商品コード「001」と色「赤」に一致する商品の価格が取得できます。

ヘルパーカラムを使用しない方法もありますが、関数が複雑になるため、初心者の方にはヘルパーカラムを使う方法をおすすめします。

ヘルパーカラムは作業用の列として使用し、最終的な表から非表示にすることで、見た目をすっきりさせることができます。

INDEX関数とMTCH関数を組み合わせる方法や、Excelの新しいバージョンではFILTER関数を使用する方法もあります。

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今回は、ExcelのVLOOKUP関数を使って2つの条件でデータを検索する方法をご紹介しました。ヘルパーカラムを活用することで、複数の条件を簡単に扱うことができます。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。