ExcelのVLOOKUPとMATCH関数を使いこなそう！初心者向け解説

皆さん、こんにちは！今日は、Excelでデータを効率的に検索・抽出するためのVLOOKUP関数とMATCH関数についてお話しします。これらの関数を組み合わせることで、Excel作業が格段にスムーズになりますよ。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数についてです。これは、指定した値を表の左端の列から探し出し、その行の中から指定した列の値を返す関数です。例えば、社員IDから社員名を取得する際に便利です。

VLOOKUP関数の基本的な使い方

VLOOKUP関数の構文は以下の通りです

例えば、社員IDが「102」の社員の名前を取得する場合、以下のように入力します

MATCH関数とは？

次に、MATCH関数についてです。これは、指定した値が範囲内のどの位置にあるかを返す関数です。例えば、特定の社員IDがリストの何番目にあるかを知る際に使用します。

MATCH関数の基本的な使い方

MTCH関数の構文は以下の通りです

例えば、社員ID「102」がリスト内の何番目にあるかを知る場合、以下のように入力します

VLOOKUP関数とMATCH関数の組み合わせ

VLOOKUP関数の第3引数であるcol_index_numを固定値で指定すると、列の追加や削除で結果が変わってしまう可能性があります。そこで、MATCH関数を使用して動的に列番号を取得することで、柔軟性の高い関数を作成できます。

実際の例商品価格の取得

例えば、商品名と価格が記載された表があり、特定の商品（例リンゴ）の価格を取得したい場合、以下のように入力します

このように、MTCH関数で「価格」が何列目にあるかを取得し、VLOOKUP関数のcol_index_numに指定することで、列の追加や順序変更にも対応できます。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数で#N/Aエラーが出るのはなぜですか？

#N/Aエラーは、指定したlookup_valueがtable_array内に存在しない場合に表示されます。まず、検索値が正しいか、またrange_lookupが適切に設定されているかを確認しましょう。

Q2: MATCH関数でエラーが出る場合の対処法は？

MATCH関数でエラーが出る場合、lookup_valueとlookup_arrayのデータ形式が一致しているか確認してください。例えば、数値と文字列が混在しているとエラーの原因となります。

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まとめ

VLOOKUP関数とMATCH関数を組み合わせることで、Excelでのデータ検索がより柔軟かつ効率的になります。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると非常に便利です。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。