Excelで大量のデータを扱うとき、情報を整理して見やすくするために「アウトライン機能」がとても便利です。特に、集計や小計を含むデータを階層的に表示・非表示できるので、作業効率が大幅にアップします。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Excelのアウトラインレベルの設定方法を、実際の業務でよく使う例を交えて解説します。
アウトライン機能とは?
Excelのアウトライン機能は、データを階層的にグループ化し、必要な部分だけを表示・非表示にできる機能です。これにより、大量のデータをコンパクトに整理し、必要な情報に素早くアクセスできます。
例えば、以下のような売上データがあるとします。
| 支店 | 月 | 売上 |
|---|---|---|
| 支店A | 1月 | 100,000円 |
| 支店A | 2月 | 120,000円 |
| 支店B | 1月 | 90,000円 |
| 支店B | 2月 | 110,000円 |
| 合計 | — | 420,000円 |
このようなデータにアウトラインを設定すると、支店ごとの売上データを折りたたんで、合計だけを表示することができます。
アウトラインレベルの設定方法
Excelでアウトラインレベルを設定するには、以下の手順を実行します。
- データ範囲を選択します。
- 「データ」タブをクリックし、「グループ化」ボタンをクリックします。
- 表示されるダイアログボックスで「行」または「列」を選択し、「OK」をクリックします。
これで、選択した範囲がグループ化され、アウトラインレベルが設定されます。
アウトラインの操作方法
アウトラインを設定した後、以下の操作が可能になります。
- グループの展開/折りたたみアウトライン記号(「+」や「-」)をクリックすることで、グループを展開または折りたたむことができます。
- 詳細データの表示/非表示Altキーを押しながらShiftキーと「=」キーを同時に押すと、詳細データを表示できます。逆に、Altキーを押しながらShiftキーと「-」キーを同時に押すと、詳細データを非表示にできます。
- 特定のレベルの表示/非表示アウトライン記号の番号をクリックすることで、特定のレベルのデータを表示または非表示にできます。
アウトライン機能の活用例
例えば、以下のような売上データがあるとします。
| 支店 | 月 | 売上 |
|---|---|---|
| 支店A | 1月 | 100,000円 |
| 支店A | 2月 | 120,000円 |
| 支店B | 1月 | 90,000円 |
| 支店B | 2月 | 110,000円 |
| 合計 | — | 420,000円 |
このデータにアウトラインを設定すると、以下のような操作が可能になります。
- 支店ごとの売上データを折りたたむ支店Aや支店Bのデータを折りたたんで、合計だけを表示することができます。
- 月ごとの売上データを折りたたむ各月のデータを折りたたんで、支店ごとの合計を表示することができます。
- 全体の売上データを折りたたむすべてのデータを折りたたんで、合計のみを表示することができます。
よくある質問や疑問
Q1: アウトラインレベルを設定した後、データが見づらくなった場合、どうすればよいですか?
アウトラインレベルを設定した後、必要に応じてグループを展開または折りたたむことで、データの表示を調整できます。また、スタイルを変更することで、データの見た目を改善することも可能です。
Q2: アウトライン機能を使用すると、データが消えてしまうことはありますか?
アウトライン機能はデータを非表示にするだけで、削除するわけではありません。非表示にしたデータは、再度展開することで確認できます。
Q3: アウトライン機能を解除するにはどうすればよいですか?
アウトライン機能を解除するには、「データ」タブの「グループ解除」ボタンをクリックします。これで、グループ化が解除され、元の状態に戻ります。
まとめ
Excelのアウトライン機能を活用することで、大量のデータを効率よく整理し、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。初心者の方でも、手順に従って設定すれば、すぐに活用できる機能です。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



コメント