ExcelのプルダウンをVBAで作る方法とは?

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Excelでプルダウン(ドロップダウンリスト)を作りたいと考えたとき、多くの人が最初にぶつかる壁は「条件に応じて動的にリストを切り替える方法」です。
例えば「都道府県を選ぶと市区町村が切り替わる」フォームを作りたいのに、普通の入力規則では実現できません。FILTER関数を知っていても、「そのままではプルダウンに使えない」という制限に直面します。

この記事では、excel プルダウン 作り方 VBAという検索意図を持つ方が求めている「実務で使える連動プルダウンの作成法」を、初心者でも理解できるように徹底解説します。基本から応用まで、驚くほど効率的な仕組みを構築できるようになります。

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FILTER関数とVBAを組み合わせる理由

Excelのイメージ

Excelのイメージ


FILTER関数は、条件に合致するデータを一瞬で抽出できる便利な関数です。
例えば「都道府県ごとの市区町村リスト」を作るのに最適です。しかし弱点は明確で、入力規則のリスト元として直接利用できない点です。

この制限を超えるためにVBAを組み合わせると、FILTER関数が生成したリストを自動で読み取り、入力規則に設定し直すことができます。これによって、条件に応じて切り替わる「動的プルダウン」を構築できるのです。

基本的な構成と手順

ここでは「都道府県と市区町村」を例に、具体的な手順を解説します。

  1. データ一覧を用意します(例都道府県と市区町村の対応表)。
  2. FILTER関数を使って、選択した都道府県に対応する市区町村を抽出します。
  3. VBAを使い、抽出結果を読み取り、入力規則のリストとして適用します。

この流れを実装することで、ユーザーが都道府県を選ぶと、市区町村リストが自動で切り替わる仕組みが完成します。

実際のVBAコード例

以下は、最小限のサンプルコードです。対象シートに貼り付ければ動作します。


Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim rng As Range
If Target.Address = "$A$2" Then
Set rng = Range("D2:D100").SpecialCells(xlCellTypeConstants)
With Range("B2").Validation
.Delete
.Add Type:=xlValidateList, AlertStyle:=xlValidAlertStop, _
Formula1:=Join(Application.Transpose(rng.Value), ",")
End With
End If
End Sub

このコードでは、A2セルで選ばれた都道府県に応じてD列にFILTER関数で表示された市区町村を抽出し、それをB2セルのプルダウンに反映しています。

応用テクニックと注意点

実務では単一の連動だけでなく、複数条件や複数行での利用も求められます。その際の工夫をいくつか紹介します。

  • 複数行対応行ごとにFILTER結果を別列に出力し、VBAで個別に入力規則を設定します。
  • 複数条件抽出AND条件やOR条件を掛け算・足し算で表現して動的リストを作成します。
  • 別シートのデータVBAでフルパス指定や中継セルを活用して対応します。

ただし注意点もあります。マクロを利用するため、マクロ無効モードでは動作しないことや、入力規則がVBAで上書きされるため再選択が必要になる場合があります。業務フローに合わせて設計を工夫することが重要です。

excel プルダウン 作り方 VBAに関する疑問解決

FILTER関数だけではできないのですか?

はい、FILTER関数の出力はスピル範囲となるため、入力規則の「元の値」としては直接使えません。そのためVBAを介して設定する必要があります。

INDIRECT関数との違いは?

INDIRECT+名前定義の方法でも連動プルダウンは可能ですが、データが増えると管理が複雑になり拡張性に欠けます。FILTER+VBAの方がシンプルで柔軟です。

業務で活用できるシーンは?

申請フォーム、アンケート、商品発注書、顧客管理など、多くの場面で活用できます。特にデータの更新頻度が高いシートでは、FILTER+VBAの組み合わせが大きな力を発揮します。

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まとめ

Excelで条件に応じて自動で切り替わるプルダウンを作りたい方にとって、FILTER関数とVBAの組み合わせは最強の解決策です。
従来のINDIRECT方式よりも柔軟で拡張性があり、実務の効率化に直結します。

今回紹介した手順と応用を押さえれば、申請書や見積書、アンケートなどで「入力ミスが減り、作業がスムーズになる」仕組みを構築できます。ぜひあなたの業務にも取り入れてみてください。

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