皆さん、こんにちは。今日は、Excelを使っていて「保存中にエラーが発生しました」というメッセージが表示され、ファイルが保存できないときの対処法についてお話しします。特に、パソコンやスマホがあまり得意でない方でも理解しやすいように説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ「保存中にエラーが発生しました」と表示されるのか?
まず、このエラーメッセージが表示される主な原因をいくつかご紹介します。
- ファイルが破損している場合突然の電源オフや強制終了などで、ファイルが壊れてしまうことがあります。
- 保存先の容量不足保存しようとしている場所の空き容量が足りないと、保存ができません。
- アクセス権限の問題保存先のフォルダやドライブに書き込み権限がないと、保存が拒否されることがあります。
- Excelのバージョンやセキュリティ設定古いバージョンのExcelや、セキュリティソフトが影響している場合もあります。
これらの原因を踏まえて、具体的な対処法を見ていきましょう。
対処法1新しいブックにシートを移して保存する
ファイルが破損している可能性がある場合、新しいブックにシートを移すことで解決できることがあります。手順は以下のとおりです。
- 問題のあるExcelファイルを開きます。
- シート名が表示されている部分で、右クリックして「すべてのシートを選択」をクリックします。
- 再度右クリックし、「移動またはコピー」を選択します。
- 「移動先ブック名」で「(新しいブック)」を選び、「コピーを作成する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
- 新しく作成されたブックで、「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択して保存します。
この方法で、シートの内容を新しいファイルとして保存できます。
対処法2別のファイル形式で保存する
現在のファイル形式に問題がある場合、別の形式で保存すると解決することがあります。
- 「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
- 「ファイルの種類」をクリックし、別の形式(例.xlsxや.xlsm)を選択します。
- 新しいファイル名を入力し、「保存」をクリックします。
これで、異なる形式でファイルを保存できます。
対処法3Excelの「開いて修復する」機能を使う
Excelには、破損したファイルを修復する機能があります。
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリックし、「開く」を選択します。
- 問題のあるファイルを選択しますが、すぐに開かずに「開く」ボタンの横にある▼をクリックします。
- 表示されたメニューから「開いて修復する」を選択します。
- 「修復」をクリックして、ファイルの修復を試みます。
この方法で、ファイルが修復されることがあります。
対処法4保存先の空き容量を確認する
保存先のディスク容量が不足していると、保存ができません。
- 「エクスプローラー」を開き、保存先のドライブを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択し、空き容量を確認します。
- 空き容量が少ない場合は、不要なファイルを削除して容量を確保してください。
これで、保存先の容量不足を解消できます。
対処法5Excelをセーフモードで起動する
アドインや設定が原因でエラーが発生することがあります。セーフモードで起動して確認してみましょう。
- Excelを完全に終了します。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら、Excelを起動します。
- 「Ctrlキーを押しながら起動しています。Excelをセーフモードで起動しますか?」と表示されたら「はい」をクリックします。
- セーフモードでファイルを開き、保存を試みます。
これで、アドインや設定が原因かどうかを確認できます。
よくある質問や疑問
Q1保存先がネットワークドライブの場合、エラーが出ることがありますか?
はい、ネットワークの接続状況やアクセス権限の問題でエラーが発生することがあります。ローカルドライブ(自分のパソコン内)に保存してみてください。
Q2Excelのバージョンが古いとエラーの原因になりますか?
はい、古いバージョンのExcelでは新しい機能や形式に対応しておらず、エラーが発生することがあります。最新バージョンへのアップデートを検討してください。
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まとめ
今回は、Excelで「保存中にエラーが発生しました」と表示されたときの対処法をご紹介しました。原因はいくつか考えられますが、今回ご紹介した方法を試していただくことで、多くの場合解決できると思います。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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