Excelを使っていると、データの中から特定の情報を素早く取り出したい場面がよくありますよね。そんなときに便利なのが、XLOOKUP(エックス・ルックアップ)とVLOOKUP(ブイ・ルックアップ)という関数です。今回は、この2つの関数の違いや使い方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
VLOOKUP関数とは?
VLOOKUP関数は、指定した検索値を表の左端の列から検索し、その値に一致する行の他の列から値を取り出す関数です。例えば、社員番号を入力すると、その社員の名前や部署などを自動で表示させることができます。
VLOOKUP関数の使い方
VLOOKUP関数の基本的な書き方は以下の通りです。
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)
* 検索値検索したい値(例社員番号)
* 範囲検索対象となる範囲(例社員番号と名前が含まれる範囲)
* 列番号範囲内で、取得したいデータが何列目にあるか(例名前が2列目なら「2」)
* 検索方法検索の種類(TRUE近似一致、FALSE完全一致)
例えば、セルに社員番号「12345」が入力されているとき、セルB2にその社員の名前を表示させるには、以下のように入力します。
=VLOOKUP(, C10, 2, FALSE)
この式では、からC10の範囲で、A列の「12345」を検索し、対応するB列の名前を表示します。
XLOOKUP関数とは?
XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数の後継として登場した新しい関数で、より柔軟で使いやすい特徴があります。VLOOKUP関数では検索値が左端の列にある必要がありましたが、XLOOKUP関数では検索範囲と戻り範囲を自由に指定できるため、データの位置に関係なく検索が可能です。
XLOOKUP関数の使い方
XLOOKUP関数の基本的な書き方は以下の通りです。
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, 見つからない場合, 一致モード, 検索モード)
* 検索値検索したい値(例社員番号)
* 検索範囲検索対象となる範囲(例社員番号の列)
* 戻り範囲取得したいデータが含まれる範囲(例名前の列)
* 見つからない場合検索値が見つからなかった場合に表示する値(省略可)
* 一致モード一致の種類(省略可)
* 検索モード検索の順序(省略可)
例えば、セルに社員番号「12345」が入力されているとき、セルB2にその社員の名前を表示させるには、以下のように入力します。
=XLOOKUP(, , B2:B10, "該当なし")
この式では、からの範囲で、の「12345」を検索し、対応するB列の名前を表示します。もし「12345」が見つからなければ、「該当なし」と表示されます。
VLOOKUPとXLOOKUPの違いは?
VLOOKUP関数とXLOOKUP関数にはいくつかの違いがあります。
検索範囲の指定方法
* VLOOKUP関数では、検索値が含まれる列が範囲の左端にある必要があります。
* XLOOKUP関数では、検索範囲と戻り範囲を自由に指定できるため、データの位置に関係なく検索が可能です。
引数の数と柔軟性
* VLOOKUP関数は4つの引数で構成されています。
* XLOOKUP関数は6つの引数で構成されていますが、検索値、検索範囲、戻り範囲の3つだけで基本的な検索が可能です。
エラー処理の簡便さ
* VLOOKUP関数では、検索値が見つからなかった場合にエラーが表示されることがあります。その場合、IFERROR関数などを組み合わせてエラー処理を行う必要があります。
* XLOOKUP関数では、見つからなかった場合に表示する値を指定できるため、エラー処理が簡単に行えます。
複数条件での検索
* VLOOKUP関数では、複数の条件で検索する場合、検索値を連結させて検索するなどの工夫が必要です。
* XLOOKUP関数では、複数の条件で検索する場合でも、直接条件を指定して検索することができます。
よくある質問や疑問
Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか?
XLOOKUP関数は、Microsoft 365やExcel 2021以降のバージョンで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは使用できません。
Q2: VLOOKUP関数からXLOOKUP関数に切り替えるメリットは何ですか?
XLOOKUP関数は、検索範囲と戻り範囲を自由に指定できるため、データの位置に関係なく検索が可能です。また、エラー処理が簡単で、複数条件での検索も容易に行えます。
Q3: XLOOKUP関数の「一致モード」や「検索モード」はどのように設定すればよいですか?
一致モードや検索モードは省略可能で、通常は省略しても問題ありません。省略した場合、完全一致での検索が行われます。特別な検索方法が必要な場合にのみ、これらの引数を設定してください。
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まとめ
VLOOKUP関数とXLOOKUP関数は、どちらもExcelでデータを検索するための便利な関数です。VLOOKUP関数は長年多くの場面で使用されてきましたが、XLOOKUP関数はより柔軟で使いやすい特徴を持っています。特に、検索範囲と戻り範囲を自由に指定できる点や、エラー処理が簡単に行える点などが、XLOOKUP関数の大きな魅力です。
もし、まだXLOOKUP関数を使ったことがない方は、ぜひこの機会に試してみてください。きっと作業効率がアップするはずです。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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