Excelを使っていると、「特定の条件に合ったデータを抽出したい」「複数の条件で検索したい」といった場面がよくありますよね。そんなときに便利なのが、XLOOKUP(エックスルックアップ)とFILTER(フィルター)という2つの関数です。これらを組み合わせることで、より柔軟で効率的なデータ操作が可能になります。
今回は、これらの関数の基本的な使い方から、実際の業務で役立つ応用例まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
XLOOKUP関数の基本をマスターしよう
XLOOKUPって何?
XLOOKUPは、Excelの新しい検索関数で、従来のVLOOKUPやHLOOKUPよりも多機能で使いやすいと評判です。例えば、左側の列や上側の行からでも検索ができる、部分一致検索ができる、エラー時に表示するメッセージを設定できるなどの特徴があります。
基本的な使い方
例えば、社員IDから名前を検索する場合、以下のような式を使います。
=XLOOKUP(社員ID, , B2:B100, "見つかりません")
この式では、\:の範囲から社員IDを検索し、対応するB2\:B100の範囲から名前を返します。もし見つからなければ、「見つかりません」と表示されます。
部分一致検索を使ってみよう
XLOOKUPでは、match_mode引数を使って部分一致検索が可能です。例えば、「*田*」と入力すると、「田中」や「田村」など、名前に「田」が含まれるすべての社員を検索できます。
=XLOOKUP("*田*", B2:B100, C2:C100, "見つかりません", 2)
FILTER関数で複数の条件に合ったデータを抽出しよう
FILTER関数とは?
FILTER関数は、指定した条件に合致するデータを抽出する関数です。例えば、売上が100万円以上の取引先を抽出する場合、以下のような式を使います。
=FILTER(C100, B2:B100>=1000000, "該当なし")
この式では、B2\:B100の範囲で売上が100万円以上の行を抽出し、\:C100の範囲から対応するデータを返します。もし該当するデータがなければ、「該当なし」と表示されます。
複数の条件を組み合わせてみよう
FILTER関数では、複数の条件を組み合わせてデータを抽出することができます。例えば、「売上が100万円以上かつ地域が「関東」の取引先」を抽出する場合、以下のような式を使います。
=FILTER(C100, (B2:B100>=1000000)*(C2:C100="関東"), "該当なし")
この式では、B2\:B100の範囲で売上が100万円以上かつC2\:C100の範囲で地域が「関東」の行を抽出します。
XLOOKUPとFILTERを組み合わせてみよう
具体的な活用例
例えば、商品コードから商品名を検索し、さらにその商品の売上データを抽出する場合、以下のような式を使います。
=FILTER(C2:C100, B2:B100=XLOOKUP(商品コード, , B2:B100, "見つかりません"))
この式では、まずXLOOKUP関数で商品コードから商品名を検索し、その商品名に対応するC2\:C100の範囲から売上データを抽出します。
注意点とコツ
XLOOKUP関数の戻り値が複数のセルにまたがる場合、FILTER関数でその範囲を指定する際には、戻り値の範囲とFILTER関数の条件範囲が一致している必要があります。
– 複数の条件を組み合わせる際には、条件式を括弧で囲み、論理積(*)や論理和(+)を使って条件を組み合わせます。
よくある質問や疑問
Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使えますか?
XLOOKUP関数は、Excel 365、Excel 2021、Excel for the webで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは使用できません。
Q2: FILTER関数で抽出したデータを別のシートに表示することはできますか?
はい、可能です。例えば、Sheet2のセルに以下のような式を入力すると、Sheet1のC100の範囲から条件に合致するデータを抽出して表示できます。
=FILTER(Sheet1!C100, Sheet1!B2:B100>=1000000, "該当なし")
Q3: XLOOKUPとFILTERを組み合わせて複数の条件でデータを抽出する方法はありますか?
はい、可能です。例えば、以下のような式を使って、商品コードと地域の2つの条件でデータを抽出できます。
=FILTER(C2:C100, (B2:B100=XLOOKUP(商品コード, , B2:B100, "見つかりません"))*(D2:D100="関東"), "該当なし")
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まとめ
XLOOKUP関数とFILTER関数を組み合わせることで、Excelでのデータ検索や抽出がより柔軟で効率的になります。これらの関数を活用して、業務の効率化やデータ分析の精度向上に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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