初心者でもわかる！ExcelのXLOOKUP関数を使いこなす練習シート

Excelでデータを扱う際、「この商品コードに対応する商品名は何だろう？」といった場面がよくあります。そんなときに便利なのが、Excelの「XLOOKUP（エックスルックアップ）」関数です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、実際に手を動かしながら学べる内容をご紹介します。

目次

Excelのイメージ

そもそもXLOOKUPって何？

XLOOKUPは、Excelでデータを検索するための関数です。例えば、商品コードを入力すると、その商品名や価格を自動で表示させることができます。これまでのVLOOKUPやHLOOKUPと比べて、より柔軟で使いやすいのが特徴です。

VLOOKUPとの違い

VLOOKUPでは、検索する列が左端でなければならないという制約がありました。しかし、XLOOKUPでは、検索する列がどこにあっても対応可能です。

HLOOKUPとの違い

HLOOKUPは横方向の検索に使われますが、XLOOKUPでは縦横両方の方向で検索が可能です。

実際に使ってみよう！XLOOKUPの基本構文

XLOOKUPの基本的な使い方を見てみましょう。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このとき、商品コード「」に対応する商品名を取得したい場合、以下のように入力します。

この式を入力すると、「商品B」と表示されます。

練習シートで実践！

実際に手を動かして学ぶことが大切です。以下のような練習シートを作成して、XLOOKUPの使い方を試してみましょう。

• 商品コードから商品名を検索
• 商品コードから価格を検索
• 価格から商品コードを検索
• 見つからない場合の処理を設定（例見つからない場合は「該当なし」と表示）

これらの練習を通じて、XLOOKUPの使い方を身につけましょう。

よくある質問

Q1: XLOOKUPはどのバージョンのExcelで使えますか？

XLOOKUPは、Excel 365やExcel 2021以降のバージョンで利用可能です。それ以前のバージョンでは使用できません。

Q2: 見つからない場合にエラーではなく、別の値を表示させるにはどうすればよいですか？

XLOOKUPの4番目の引数「if_not_found」を使用することで、見つからない場合に表示させる値を指定できます。例えば、「該当なし」と表示させるには、以下のように入力します。

Q3: 複数の条件で検索することはできますか？

XLOOKUPは単一の条件での検索に特化していますが、複数の条件での検索を行いたい場合は、FILTER関数やINDEX+MATCH関数の組み合わせを検討することをおすすめします。

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まとめ

XLOOKUPは、Excelでのデータ検索をより簡単に、柔軟に行うための強力なツールです。初心者の方でも、実際に手を動かしながら学ぶことで、確実に習得できます。ぜひ、練習シートを活用して、XLOOKUPの使い方をマスターしてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。