ExcelのXLOOKUP関数を徹底解説！初心者でもわかる使い方と活用法

2025.08.15

Excelを使っていると、「VLOOKUP関数」を耳にしたことがある方も多いと思います。しかし、最近では「XLOOKUP関数」が登場し、より便利で柔軟な検索が可能となっています。今回は、Excel初心者の方でもわかりやすく、XLOOKUP関数の使い方とその魅力をご紹介します。

XLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

XLOOKUP関数は、Excel 2019以降のバージョンで利用可能な検索関数です。VLOOKUP関数と同様に、指定した範囲から特定のデータを検索し、対応する値を返すことができますが、XLOOKUP関数は以下の点で優れています。

ここがポイント！

XLOOKUP関数の構文は以下の通りです。

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, , , )

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このデータから、「商品番号002」に対応する「商品名」を取得する場合、以下のように入力します。

=XLOOKUP(002, , B2:B4)

この式を入力すると、セルに「みかん」と表示されます。

XLOOKUP関数は、基本的な検索だけでなく、以下のような応用にも対応しています。

ここがポイント！

例えば、以下のように入力することで、近似一致での検索が可能です。

=XLOOKUP(90, C2:C4, B2:B4, "該当なし", 1)

この式では、価格が90に最も近い商品名を取得します。

XLOOKUP関数は、Excel 2019以降のバージョンで利用可能です。Microsoft 365でも使用できます。

VLOOKUP関数は検索範囲と戻り範囲が固定されていますが、XLOOKUP関数は範囲を自由に指定でき、検索方向も縦横選べます。また、XLOOKUP関数は一致モードや検索モードを設定できるため、より柔軟な検索が可能です。

XLOOKUP関数を使用する際は、検索範囲と戻り範囲の高さを揃えることが重要です。範囲の高さが異なると、#VALUE!エラーが発生する可能性があります。

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XLOOKUP関数は、従来のVLOOKUP関数に比べて柔軟で強力な検索機能を提供します。初心者の方でも、基本的な使い方をマスターすれば、日常業務でのデータ検索や集計作業が格段に効率化されることでしょう。ぜひ、この機会にXLOOKUP関数を活用して、Excelスキルを向上させてください。

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