ExcelのXLOOKUP関数を使ってテーブルからデータを引き出す方法【初心者向け解決ガイド】

Excelを使っていると、「この商品コードに対応する商品名は何だろう？」といった疑問が浮かぶことがありますよね。そんなときに便利なのが、XLOOKUP（エックスルックアップ）関数です。特に、テーブル形式でデータが整理されている場合、XLOOKUPを使うと効率よく情報を引き出すことができます。

今回は、Excel初心者の方でもわかりやすいように、XLOOKUP関数を使ってテーブルからデータを引き出す方法を、実際の例を交えてご紹介します。

テーブル形式のデータとは？

Excelのイメージ

まず、テーブル形式のデータについて簡単に説明します。Excelでデータを整理する際、セル範囲を選択して「Ctrl + T」を押すと、データがテーブルとして認識されます。テーブルにすると、以下のようなメリットがあります

例えば、以下のような商品データがあるとします

このデータをテーブルとして設定すると、列名（商品コード、商品名、価格）を使って簡単に参照できるようになります。

XLOOKUP関数の基本的な使い方

XLOOKUP関数は、指定した値を検索し、対応するデータを返す関数です。基本的な構文は以下の通りです

例えば、商品コード「002」に対応する商品名を取得したい場合、以下のように入力します

これにより、商品コード「002」に対応する商品名「バナナ」が返されます。

テーブルを使ったXLOOKUPの実践例

では、実際にテーブルを使ってXLOOKUPを活用してみましょう。先ほどのデータをテーブルとして設定し、以下のように入力します

これで、商品コード「002」に対応する商品名「バナナ」が表示されます。

さらに、価格も一緒に取得したい場合、以下のようにネスト（入れ子）したXLOOKUPを使います

これにより、「バナナ – 150円」と表示され、商品名と価格を一度に取得できます。

よくある質問や疑問

Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

XLOOKUP関数は、Excel 365やExcel 2021以降のバージョンで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは利用できません。

Q2: XLOOKUP関数で部分一致検索はできますか？

はい、XLOOKUP関数では「一致モード」を設定することで、部分一致検索が可能です。例えば、検索値が「リンゴ」の場合、「リンゴ%」と入力すると、「リンゴ」で始まるすべての項目が対象となります。

Q3: 複数の条件で検索することはできますか？

はい、XLOOKUP関数をネスト（入れ子）することで、複数の条件で検索することができます。例えば、商品コードと価格の両方で検索する場合、以下のように入力します

これにより、商品コード「002」で価格が150円の商品のみが対象となります。

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まとめ

XLOOKUP関数を使うことで、Excelのテーブルから必要なデータを簡単に引き出すことができます。初心者の方でも、基本的な使い方を覚えることで、日々の業務や作業が効率化されることでしょう。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。