ExcelのXLOOKUP関数で縦横両方向の検索をマスターしよう！初心者でもわかる実践ガイド

2025.08.14

Excelを使っていると、「このデータの交差点にある値を簡単に取り出したい！」と思うこと、ありませんか？そんなときに便利なのが、XLOOKUP（エックスルックアップ）関数です。特に、縦と横の両方向でデータを検索したいときに、その真価を発揮します。

今回は、ExcelのXLOOKUP関数を使って、縦横両方向の検索を行う方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。実際の例を交えながら、ステップバイステップで進めていきましょう。

\u\U0001f50d XLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

XLOOKUP関数は、指定した範囲から値を検索し、対応する値を返すExcelの関数です。これまでのVLOOKUPやHLOOKUPと比べて、より柔軟で使いやすい特徴があります。

ここがポイント！

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このデータから、「チームBの2月の売上」を取得したい場合、以下のようにXLOOKUP関数を組み合わせます。

=XLOOKUP("チームB", , XLOOKUP("2月", B1:D1, B2:D4))

この式では、内側のXLOOKUP関数で「2月」の列を検索し、その結果を外側のXLOOKUP関数の返り値として使用しています。これにより、指定したチームと月の交差点にある売上データを取得できます。

XLOOKUP関数がエラーになる主な原因は、検索範囲と返り値の範囲のサイズが一致していないことです。例えば、検索範囲が3行で返り値の範囲が4行の場合、エラーが発生します。範囲のサイズを確認し、一致させることで解決できます。

はい、XLOOKUP関数では複数の条件を組み合わせて検索することが可能です。例えば、以下のようにAND条件を使用して複数の条件を指定できます。

=XLOOKUP(1, (条件1範囲=条件1値)*(条件2範囲=条件2値), 返り値範囲)

この式では、条件1と条件2が両方とも満たされる行を検索し、その行の返り値範囲の値を返します。

XLOOKUP関数では、検索方向を逆順にすることができます。検索方向を逆順にするには、`search_mode`引数に`-1`を指定します。例えば、以下のように使用します。

=XLOOKUP("検索値", 検索範囲, 返り値範囲, , , -1)

これにより、検索は範囲の最後から最初に向かって行われます。

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XLOOKUP関数を使うことで、Excelでのデータ検索がより柔軟で効率的になります。特に、縦横両方向の検索を組み合わせることで、複雑なデータの中から必要な情報を簡単に取得できるようになります。

次のステップとして、実際の業務データを使ってXLOOKUP関数を試してみてください。最初はシンプルな検索から始め、徐々に複雑な条件を組み合わせていくことで、より高度なデータ分析が可能になります。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。