ExcelのXLOOKUP関数で「見つからない場合」を空白にする方法

Excelでデータを検索する際、XLOOKUP関数を使うと便利ですが、検索した値が見つからない場合に表示される「#N/A」エラーが気になることがありますよね。特に、見つからない場合にセルを空白にしたいとき、どうすれば良いのでしょうか？

今回は、初心者の方でもわかりやすく、XLOOKUP関数で「見つからない場合」を空白にする方法を解説します。これを覚えると、データの見た目がスッキリし、より使いやすくなりますよ。

目次

Excelのイメージ

XLOOKUP関数とは？

XLOOKUP関数は、指定した範囲から検索値を探し、対応する値を返す関数です。例えば、商品コードを検索して商品名を取得するなど、データの検索に役立ちます。

見つからない場合のデフォルト動作

XLOOKUP関数では、検索した値が見つからない場合、デフォルトで「#N/A」エラーが表示されます。これが表示されると、データが見にくくなってしまいますよね。

見つからない場合に空白を表示する方法

見つからない場合に空白を表示するには、XLOOKUP関数の第4引数に空の文字列（””）を指定します。具体的には、次のように記述します。

これにより、検索値が見つからない場合、セルには何も表示されず、空白の状態になります。

空白ではなく他の値を表示したい場合

もし、見つからない場合に空白ではなく、例えば「データなし」と表示したい場合は、第4引数にその文字列を指定します。

これで、検索値が見つからない場合、「データなし」と表示されます。

空白セルを扱う際の注意点

XLOOKUP関数では、戻り範囲に空白セルがあると、検索値が見つかっても「0」が返されることがあります。これを避けるためには、戻り範囲にIF関数を組み合わせて、空白セルを空の文字列に変換する方法があります。

これにより、戻り範囲が空白の場合でも、「0」ではなく空の文字列が返されます。

よくある質問

Q1: XLOOKUP関数の第4引数に何も指定しないとどうなりますか？

第4引数に何も指定しないと、検索値が見つからない場合に「#N/A」エラーが表示されます。

Q2: 空白セルを扱う際、戻り範囲にIF関数を使うとパフォーマンスに影響がありますか？

はい、IF関数を使うと計算が少し遅くなる可能性があります。大量のデータを扱う場合は注意が必要です。

Q3: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

XLOOKUP関数は、Microsoft 365およびExcel 2021以降のバージョンで使用できます。

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まとめ

XLOOKUP関数を使って検索した際、見つからない場合に空白を表示する方法を紹介しました。これを活用することで、データの見た目がスッキリし、より使いやすくなります。ぜひ、実際の業務や日常のデータ管理に役立ててください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。