Excelを使っていると、「あれ、このデータを別のシートから持ってきたいな」と思うこと、ありますよね。そんなときに便利なのが、XLOOKUP（エックスルックアップ）という関数です。でも、MacのExcelで使うにはちょっとしたコツが必要なんです。今回は、初心者の方でもわかりやすく、MacのExcelでXLOOKUPを使いこなす方法をお伝えします。
MacのExcelでXLOOKUPを使うための準備
Excelのイメージ
まず、XLOOKUPを使うためには、いくつかの条件があります。
- Microsoft 365のサブスクリプションを契約していること。
- Excel 2021以降のバージョンを使用していること。
- 動的配列機能が有効になっていること。
これらの条件を満たしていれば、XLOOKUPを使う準備は整っています。
初心者でもわかる！XLOOKUPの基本的な使い方
XLOOKUPの基本的な構文は以下の通りです。
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値範囲, , , )
例えば、以下のようなデータがあるとします。
| 商品コード | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| 001 | リンゴ | 100円 |
| 002 | バナナ | 120円 |
| 003 | オレンジ | 150円 |
この中から、「002」の商品コードに対応する「商品名」を取得したい場合、以下のように入力します。
=XLOOKUP("002", , B2:B4, "見つかりません")
これで、「バナナ」が返されます。
MacでXLOOKUPが動作しない場合の対処法
もし、XLOOKUPが動作しない場合、以下の点を確認してみてください。
- Excelのバージョンが最新であること。
- 動的配列機能が有効になっていること。
- 関数の構文に誤りがないこと。
また、以下の方法で解決する場合もあります。
- Excelを再起動してみる。
- Macを再起動してみる。
- Excelの設定を確認し、必要に応じて変更する。
よくある質問や疑問
Q1: XLOOKUPとVLOOKUPの違いは何ですか？
XLOOKUPは、VLOOKUPよりも柔軟で使いやすい関数です。VLOOKUPでは、検索範囲の左端に検索値が必要でしたが、XLOOKUPでは検索範囲のどこでも検索できます。また、XLOOKUPは、見つからなかった場合の値を指定できるため、エラー処理が簡単です。
Q2: XLOOKUPは他の関数と組み合わせて使えますか？
はい、XLOOKUPは他の関数と組み合わせて使うことができます。例えば、IF関数と組み合わせて条件付きで値を返すことができます。
Q3: XLOOKUPは他のバージョンのExcelでも使えますか？
XLOOKUPは、Excel 2021以降のバージョンで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは使用できません。
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まとめ
XLOOKUPは、MacのExcelでも正しく設定すれば、非常に便利な関数です。ぜひ、日々の業務や個人の作業で活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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