ExcelのXLOOKUP関数で最大値を簡単に取得する方法

2025.08.13

「ExcelでXLOOKUP関数を使って、特定の条件に合う最大値を取得したいけれど、どうすればいいのか分からない…」そんなお悩みをお持ちの方へ、初心者でも安心して使える方法をご紹介します。

はじめにXLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まず、XLOOKUP関数について簡単におさらいしましょう。

XLOOKUP関数は、指定した範囲から条件に一致する値を検索し、対応する別の範囲から結果を返す関数です。例えば、社員名からその給与を調べたり、商品コードから商品名を取得したりする際に使用します。

特定の条件に合うデータの中から最大値を取得するには、以下の手順で行います。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

この中で、売上金額が最大の「商品B」を取得するには、次のような式を使います。



=XLOOKUP(MAX(B2:B4), B2:B4, )

この式は、B2\:B4の範囲から最大値を求め、その最大値に対応する\:の範囲から商品名を取得します。

もし、複数の条件に基づいて最大値を取得したい場合は、MAXIFS関数を使用します。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

この中で、地域が「東京」の商品の中で売上金額が最大の「商品C」を取得するには、次のような式を使います。



=XLOOKUP(MAXIFS(B2:B4, C2:C4, "東京"), B2:B4, )

この式は、C2\:C4の範囲で「東京」に該当するB2\:B4の売上金額から最大値を求め、その最大値に対応する\:の範囲から商品名を取得します。

XLOOKUP関数は、Excel 365およびExcel 2021以降のバージョンで使用できます。Excel 2019以前のバージョンでは利用できません。

MAXIFS関数は、Excel 2016以降のバージョンで使用できます。Excel 2013以前のバージョンでは利用できません。

複数の条件が複雑な場合は、FILTER関数と組み合わせて使用することで、より柔軟な条件設定が可能です。具体的な方法については、別途ご相談ください。

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今回は、ExcelのXLOOKUP関数を使用して、特定の条件に合う最大値を取得する方法をご紹介しました。MAXIFS関数やFILTER関数と組み合わせることで、さらに複雑な条件にも対応できます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。