Excelで別のシートからデータを引っ張る方法（初心者向け）

「Excelで別のシートからデータを引っ張りたいけど、どうすればいいの？」とお悩みの方へ。今回は、初心者でもわかりやすく、ExcelのVLOOKUP関数を使って、別のシートからデータを引っ張る方法をご紹介します。

VLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

VLOOKUP関数は、指定した値を縦方向に検索し、同じ行にある別の列の値を返すExcelの関数です。例えば、社員番号を入力すると、その社員の名前や部署などの情報を自動で表示させることができます。

別のシートからデータを引っ張る方法

別のシートからデータを引っ張るには、VLOOKUP関数を以下のように使います。

例えば、社員番号がセルにあり、社員情報が「社員情報」シートのA列からD列にある場合、社員名を表示させるには以下のように入力します。

この式では、セルの社員番号を「社員情報」シートのA列で検索し、同じ行のB列（社員名）を返します。

注意点とコツ

シート名にスペースがある場合シート名をシングルクォーテーション（’）で囲みます。例’社員 情報’!A\:D
絶対参照の使用範囲を絶対参照（\$）にすると、コピーしても範囲が変わりません。例’社員情報’!\$A\$2:\$D\$100
データの整合性検索する値と参照先のデータが一致しているか確認しましょう。余分なスペースや異なるデータ型（数値と文字列など）があると、正しく検索できません。

よくある質問

Q1: VLOOKUPでエラーが出る場合、どうすればいいですか？

セルに「=IFERROR(VLOOKUP(, ‘社員情報’!\$A\$2:\$D\$100, 2, FALSE), “該当なし”)」と入力すると、エラー時に「該当なし」と表示されます。

Q2: VLOOKUPとXLOOKUPの違いは何ですか？

XLOOKUPはVLOOKUPの後継関数で、検索方向やエラー処理などが柔軟に設定できます。例えば、VLOOKUPは左から右への検索しかできませんが、XLOOKUPは右から左への検索も可能です。

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まとめ

VLOOKUP関数を使うことで、Excelの別のシートから簡単にデータを引っ張ることができます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、練習すればすぐに慣れますよ。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。