ExcelのLOOKUP関数を使いこなそう!初心者でもわかる簡単ガイド

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Excelのデータを扱うとき、「この商品コードに対応する商品名をすぐに知りたい」「売上データから特定の価格を引き出したい」と思ったことはありませんか?そんなときに役立つのが、ExcelのLOOKUP関数です。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、基本を押さえれば簡単に使いこなせますよ。

今回は、LOOKUP関数の基本から実践的な使い方まで、わかりやすく解説します。これを読めば、Excelでの作業がぐっと効率化されること間違いなしです!

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LOOKUP関数って何?

Excelのイメージ

Excelのイメージ

LOOKUP関数は、指定した範囲から目的の値を探し出し、対応する値を返すExcelの関数です。例えば、商品コードを入力すると、そのコードに対応する商品名や価格を自動で表示させることができます。

LOOKUP関数の基本的な使い方

LOOKUP関数には主に2つの形式があります。

ベクトル形式

ベクトル形式では、1行または1列の範囲で検索を行います。構文は以下の通りです。


=LOOKUP(検索値, 検査範囲, )

例えば、商品コードがA列、商品名がB列に並んでいる場合、商品コード「」に対応する商品名を表示させたいときは、以下のように入力します。


=LOOKUP("", , B2:B10)

これで、に対応する商品名がB列から自動で表示されます。

配列形式

配列形式では、複数の行や列から検索を行います。構文は以下の通りです。


=LOOKUP(検索値, 配列)

例えば、商品コードと商品名、価格が横並びのデータで、商品コード「」に対応する価格を表示させたいときは、以下のように入力します。


=LOOKUP("", C10)

これで、に対応する価格がC列から自動で表示されます。

VLOOKUP関数との違いは?

LOOKUP関数と似た関数にVLOOKUP関数があります。VLOOKUP関数は、指定した範囲の左端の列で検索を行い、指定した列番号の値を返します。構文は以下の通りです。


=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, )

例えば、商品コードがA列、商品名がB列、価格がC列に並んでいる場合、商品コード「」に対応する価格を表示させたいときは、以下のように入力します。


=VLOOKUP("", C10, 3, FALSE)

VLOOKUP関数は、検索値が範囲の左端の列にある必要がありますが、LOOKUP関数はその制限がありません。

実践!商品コードから価格を自動表示する方法

実際に、商品コードを入力すると価格が自動で表示されるようにしてみましょう。

1. 商品コードを入力するセルを用意します。例えば、セルE2に商品コードを入力します。

2. 価格を表示するセルに、以下のようにLOOKUP関数を入力します。


=LOOKUP(E2, , C2:C10)

これで、E2に商品コードを入力すると、A列から対応する商品コードを探し、C列から価格を自動で表示します。

よくある質問や疑問

Q1: LOOKUP関数でエラーが出る場合、どうすれば良いですか?

LOOKUP関数で「#N/A」エラーが出る場合、以下の点を確認してください。

ここがポイント!

  • 検索値が検査範囲内に存在するか
  • 検査範囲と対応範囲の大きさが一致しているか
  • 検査範囲が昇順に並んでいるか(ベクトル形式の場合)

これらを確認しても解決しない場合は、IFERROR関数を使ってエラー処理を行うこともできます。

Q2: VLOOKUP関数とLOOKUP関数、どちらを使うべきですか?

一般的に、データが縦方向に並んでいる場合はVLOOKUP関数、横方向に並んでいる場合はLOOKUP関数を使用します。ただし、LOOKUP関数は検索範囲の制限が少ないため、柔軟に使用できます。

Q3: 複数の条件で検索したい場合、どうすれば良いですか?

複数の条件で検索したい場合、IF関数と組み合わせて使用することができます。例えば、商品コードとカテゴリの両方で検索する場合は、以下のように入力します。


=IF(AND(="", B2="Fruit"), C2, "該当なし")

これで、が「」かつB2が「Fruit」の場合にC2の価格を表示し、それ以外は「該当なし」と表示されます。

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まとめ

LOOKUP関数を使いこなすことで、Excelでのデータ検索が格段に効率化されます。特に、商品コードや社員番号などの一意の識別子を使って情報を引き出す場面では、非常に便利です。

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