みなさん、こんにちは！今日は、Excelを使ってバーコードを簡単に作成し、埋め込む方法をご紹介します。パソコンが得意でない方でも安心してできる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
バーコードって何？
Excelのイメージ
まず最初に、バーコードについて簡単におさらいしましょう。
バーコードとは、数字や文字を縞模様の線（バー）と空白（スペース）で表現したものです。スーパーやコンビニで商品をスキャンする際に見かけるあの模様ですね。バーコードを使うことで、商品情報を瞬時に読み取ることができ、在庫管理や販売管理が効率よく行えるようになります。
Excelでバーコードを作成する方法
Excelを使ってバーコードを作成する方法は大きく分けて2つあります。
方法1バーコードフォントを使う
この方法では、バーコード専用のフォントをインストールし、セルに入力した文字をバーコードに変換します。
手順
1. バーコードフォントをインストールする
無料で使えるバーコードフォント「Libre Barcode 128」をインストールします。インターネットで検索してダウンロードし、インストールしてください。
2. Excelでバーコードを作成する
Excelを開き、バーコードにしたい文字をセルに入力します。例えば、セルに「1234567890123」と入力します。
3. フォントを変更する
セルを選択し、フォントを「Libre Barcode 128」に変更します。すると、入力した文字がバーコードに変換されます。
ポイント
* この方法は、バーコードの種類が限られます。例えば、Code 128形式のバーコードが作成できます。
* 数字やアルファベットをそのまま入力すればバーコードになりますが、間違った形式のデータを入力すると、スキャナーで読み取れない可能性があります。
方法2ActiveXコントロールを使う
この方法では、Excelの「開発」タブにある「Microsoft Barcode Control」を使って、より多様なバーコードを作成します。
手順
1. 「開発」タブを表示する
Excelの上部メニューに「開発」タブが表示されていない場合は、以下の手順で表示します。
* 「ファイル」タブをクリックします。
* 「オプション」を選択します。
* 「リボンのユーザー設定」を選択し、「開発」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
2. 「Microsoft Barcode Control」を挿入する
* 「開発」タブをクリックし、「挿入」から「コントロールの選択」を選びます。
* 「Microsoft Barcode Control 16.0」を選択し、「OK」をクリックします。
* Excelシート上でバーコードを表示させたい場所にドラッグして長方形を作成します。
3. バーコードの設定を行う
* 作成したバーコードを右クリックし、「Microsoft BarCode Control 16.0 オブジェクト」→「プロパティ」を選択します。
* 「スタイル」から作成したいバーコードの種類を選びます（例JAN-13）。
* 「Value」の欄にバーコードに表示させたいコード（例1234567890123）を入力します。
4. バーコードを完成させる
設定が完了したら、「プロパティ」ウィンドウを閉じます。これで、指定したコードのバーコードが表示されます。
ポイント
* この方法では、JANコードやQRコードなど、さまざまなバーコードを作成できます。
* 「Microsoft Barcode Control」は、Microsoft Accessがインストールされていないと使用できない場合があります。
バーコード作成時の注意点
バーコードを作成する際には、以下の点に注意してください。
- 白地に黒インクで印刷するバーコードは白地に黒インクで印刷することで、スキャナーが正しく読み取れます。
- サイズを小さくしすぎないバーコードはある程度の大きさが必要です。小さくしすぎると、スキャナーで読み取れない可能性があります。
- 左右の余白を十分に確保するバーコードの左右には「クワイエットゾーン」と呼ばれる余白が必要です。これがないと、スキャナーが正しく読み取れません。
よくある質問や疑問
Q1: Excelでバーコードを作成するには、どのバージョンが必要ですか？
Excel 2013以降のバージョンであれば、バーコード作成機能を利用できます。ただし、「Microsoft Barcode Control」を使用する場合は、Microsoft Accessがインストールされている必要があります。
Q2: バーコードを大量に作成するにはどうすればよいですか？
ExcelのVBA（Visual Basic for Applications）を使用して、JANコードの一覧から一括でバーコードを生成することができます。これにより、大量のバーコードを効率よく作成できます。
Q3: QRコードもExcelで作成できますか？
はい、ExcelでもQRコードを作成できます。方法は、バーコードと同様に「Microsoft Barcode Control」を使用し、スタイルを「QRコード」に設定することで作成できます。
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まとめ
Excelを使ってバーコードを作成する方法をご紹介しました。初心者の方でも、バーコードフォントを使う方法であれば、簡単にバーコードを作成できます。さらに、ActiveXコントロールを使う方法では、さまざまな種類のバーコードを作成することができます。
バーコードを活用することで、在庫管理や商品管理が効率よく行えるようになります。ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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