ExcelのXLOOKUP関数で「完全一致」を使う方法【初心者向け解決ガイド】

Excelを使っていて、「特定の値を検索して、それに対応するデータを取り出したい」と思ったことはありませんか？そんなときに便利なのが、XLOOKUP（エックスルックアップ）関数です。特に、完全一致で検索したいときに役立ちます。今回は、初心者の方でもわかりやすく、XLOOKUP関数の使い方を解説します。

XLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

XLOOKUP関数は、Excelの新しい検索・参照関数で、従来のVLOOKUPやHLOOKUPよりも柔軟で使いやすいと評判です。特に、以下の点で優れています

XLOOKUP関数の基本構文

XLOOKUP関数の基本的な構文は以下の通りです

検索値探したいデータ（例社員番号や商品コード）
検索範囲検索する列や行
返す範囲検索値に対応するデータがある列や行
\検索値が見つからない場合に表示するメッセージ（省略すると#N/Aエラー）
\一致の方法を指定（0完全一致、-1完全一致または次に小さい値、1完全一致または次に大きい値、2ワイルドカード一致）
\検索の順序を指定（1先頭から、-1末尾から）

完全一致での使い方

XLOOKUP関数は、デフォルトで完全一致を検索します。例えば、以下のように使用します

この式は、\:の範囲から「東京」を検索し、対応するB列の値を返します。

もし、検索値が見つからない場合に「データが見つかりません」と表示したい場合は、以下のようにします

実際の例社員情報の検索

例えば、以下のような社員情報の表があるとします

この中から、社員番号「102」の名前を検索したい場合、以下のようにXLOOKUP関数を使用します

この式は、\:の範囲から「102」を検索し、対応するB列の名前「鈴木」を返します。

よくある質問

Q1: XLOOKUP関数はどのバージョンのExcelで使用できますか？

XLOOKUP関数は、Excel 365およびExcel 2021以降のバージョンで使用できます。古いバージョンでは利用できません。

Q2: XLOOKUP関数で部分一致を検索するにはどうすればよいですか？

部分一致を検索するには、引数に「2」を指定します。例えば、以下のように使用します

この式は、\:の範囲から「東」で始まる値を検索し、対応するB列の値を返します。

Q3: XLOOKUP関数で検索範囲と返す範囲のサイズが異なる場合、どうなりますか？

検索範囲と返す範囲のサイズが異なると、#VALUE!エラーが返されます。必ず、検索範囲と返す範囲のサイズを一致させてください。

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まとめと視聴者への呼びかけ

XLOOKUP関数は、Excelでのデータ検索をより簡単に、柔軟にしてくれる強力なツールです。特に、完全一致での検索がデフォルトで行える点が便利です。ぜひ、実際のデータで試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。