こんにちは！今日は、Excelで複数の条件を使って、行と列からデータを探す方法をご紹介します。「複数の条件を使って行と列からデータを探す方法」は、特に営業成績や在庫管理など、複数の条件で情報を検索したいときにとても便利なテクニックです。
そもそも「行と列からデータを探す」とは？
Excelのイメージ
例えば、ある商品の「地域」「月」「担当者」による売上データがあるとします。このとき、特定の地域・月・担当者の組み合わせに該当する売上を探したい場面がありますよね。これが「行と列からデータを探す」という操作です。
使える関数はこれ！
INDEX関数指定した範囲から、行番号と列番号で位置を指定して値を取得します。
MATCH関数指定した範囲から、検索値が何番目にあるかを返します。
&（アンパサンド）演算子複数の条件を1つの文字列に結合するために使います。
実際にやってみよう！
以下のようなデータがあるとします。
| 地域 | 月 | 担当者 | 売上 | |
|---|---|---|---|---|
| 北 | 1月 | 田中 | 100 | |
| 南 | 1月 | 佐藤 | 200 | |
| 北 | 2月 | 田中 | 150 | |
| 南 | 2月 | 佐藤 | 250 |
この中から、「北」「1月」「田中」の売上を探したい場合、以下のような式を使います。
excel
=INDEX(D2:D5, MATCH("北"&"1月"&"田中", &B2:B5&C2:C5, 0))
この式では、`&B2:B5&C2:C5`で地域・月・担当者を1つの文字列に結合し、`MATCH`関数でその文字列が何番目にあるかを調べます。その位置を`INDEX`関数に渡して、対応する売上を取得します。
よくある質問
Q1: 数式を入力しても結果が表示されません。
数式を入力した後、`Ctrl + Shift + Enter`を押して、配列数式として確定してください。
Q2: 数式が複雑で理解しにくいです。
数式を分解して、各部分が何をしているのかを確認すると理解しやすくなります。
Q3: 他の方法で複数条件検索を行いたいです。
`XLOOKUP`関数や`SUMPRODUCT`関数を使う方法もあります
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まとめ
複数の条件を使って行と列からデータを探す方法は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえばとても便利です。特に、営業成績や在庫管理など、複数の条件で情報を検索したいときに役立ちます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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