「Excelで折れ線グラフに新しいデータを追加したいけど、どうすればいいの？」とお悩みの方へ。今回は、初心者の方でもわかりやすく、実際の操作手順を交えて解説します。これを読めば、データの追加や編集がスムーズにできるようになりますよ。
折れ線グラフにデータを追加する基本の流れ
Excelのイメージ
まずは、基本的なデータ追加の方法からご紹介します。
既存のグラフを選択する
グラフをクリックして選択します。すると、グラフの周りに枠線が表示され、編集モードになります。
「グラフのデザイン」タブを開く
Excelの上部にある「グラフのデザイン」タブをクリックします。このタブには、グラフの編集に必要な機能が集まっています。
「データの選択」をクリック
「グラフのデザイン」タブ内にある「データの選択」をクリックします。これで、グラフに使用するデータ範囲を編集できる画面が開きます。
新しいデータを入力する
グラフに追加したいデータを、元のデータの隣の列や行に入力します。例えば、月別の売上データを追加する場合、既存のデータの隣に新しい月と売上金額を入力します。
データ範囲を更新する
「データの選択」画面で、右側の「データ範囲」の欄に、新しく入力したデータを含む範囲を指定します。範囲を手動で入力するか、直接セルをドラッグして選択します。
「OK」をクリックして完了
範囲を設定したら、「OK」をクリックします。これで、新しいデータがグラフに反映されます。
異なる単位のデータを同じグラフに表示する方法
売上金額と販売数量など、単位が異なるデータを同じグラフで比較したい場合、2軸グラフを使うと便利です。
グラフを作成する
まず、売上金額と販売数量のデータを選択し、通常の折れ線グラフを作成します。
データ系列を選択する
グラフ内で、片方のデータ系列（例えば、販売数量）をクリックして選択します。
「データ系列の書式設定」を開く
選択したデータ系列を右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択します。
「第2軸」を選択する
表示されたメニューで、「第2軸」を選択します。これにより、右側に新しい縦軸が追加され、異なる単位のデータを比較しやすくなります。
グラフの種類を変更する
必要に応じて、グラフの種類を変更します。例えば、売上金額は折れ線グラフ、販売数量は棒グラフにすることで、より視覚的に比較がしやすくなります。
データが途切れてしまった場合の対処法
データに空白やNULLがあると、折れ線グラフが途切れてしまうことがあります。これを防ぐためには、以下の設定を行います。
グラフを選択する
グラフ内の何もない部分をクリックして、グラフ全体を選択します。
「グラフのデザイン」タブを開く
Excelの上部にある「グラフのデザイン」タブをクリックします。
「データの選択」をクリック
「データの選択」をクリックし、「データソースの選択」画面を開きます。
「非表示および空白のセル」をクリック
画面下部にある「非表示および空白のセル」をクリックします。
「データ要素を線で結ぶ」を選択する
表示されたメニューで、「データ要素を線で結ぶ」を選択し、「OK」をクリックします。これで、空白の部分も線でつながった折れ線グラフが作成されます。
よくある質問や疑問
Q1: データを追加したのにグラフに反映されません。どうすればいいですか？
データを追加した後、「データの選択」画面で新しいデータ範囲を正しく指定したか確認してください。範囲が間違っていると、グラフに反映されません。
Q2: 2軸グラフを作成したのに、右側の軸が表示されません。どうすればいいですか？
「データ系列の書式設定」で「第2軸」を選択した後、グラフの種類を「組み合わせ」に変更し、各系列に対して「第2軸」を設定してください。
Q3: グラフの色を変更したいのですが、どうすればいいですか？
グラフ内で色を変更したい系列をクリックし、「データ系列の書式設定」から「線の色」を選択して変更できます。
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まとめ
Excelで折れ線グラフにデータを追加する方法は、基本的な操作を覚えれば簡単にできます。データの追加や編集をスムーズに行うことで、より効果的なデータ分析や報告が可能になります。もし操作に不安がある方は、実際に手を動かしながら試してみてくださいね。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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